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第56話 ガイアVS坂本 108神界の消滅 4

透き通った曇りもない希薄になりつつある

最終形態の存在が次元を落とすのは

簡単だった!


不純物を入れればあっという間に

【8次元】まで落ちる


名前や記号を付ける!

【個体として識別】され

無の群体と一体化しようとするものとは

別の存在になる


一部の神に名前がないのは

神秘性や霊性、不確定な存在

それによって位を高めている


形の定められた物資化までは落ちていないが

個体化識別により存在の次元が格段に落ちる


坂本と対話可能レベルに


なんて話しかければ良いか悩んだが、

言葉はうちらからすると用を成さない!

なんでもよかった!


こちらの問いかけや挨拶に対応しなくても

心に渦巻く感情や考えが読み取れれば良い!


反応や考えの隙に潜り込むだけだ!


交渉や悪知恵、屁理屈、取引が

得意な坂本でもどうにもならない相手


「こんにちわ、長旅お疲れ様でした」


「?!」

この意識体の動揺が感知される

かなり疑い深く此方をみている様子


此方を消滅させるのか?捕食するのか?

サンプルとして確保するのか?

考えが渦巻いている!


「対話をしたいなら【姿を表して】

【名を名乗る】のが筋だらう?」


高次元体には死んで次元を落とせというに

等しい要求!


「残念ながら姿と言うものは

持ち合わせていない!」


「名前は■■■」

「そちらにない用語で発音は

無理かも知れない」


一問一答なら此方のターンになるはず

相手は名乗りをあげた


「私は坂本、今は身体を失っている」

「修復可能かよくわからない状況」


周りの高次元体が勝手に動く

坂本が眩い光に包まれ

元のコンディション以上の状態で復活を果たす


高次元体からすると坂本の為ではなく

物質化した姿が見たかった模様


どれくらいの存在かと言うと

5.6次元体うちらには遠く及ばない!


坂本は敵か味方か考えて

此方に対しての謎の感情が

渦巻いている


本当は問いかけしたかったのだが

誠意を見せる必要もあるか!


「敵味方という概念はうちらにはない!」

「その概念はひどく曖昧でいい加減なものとは

思っている」


「拘束して実験動物にする気もない!」

情報を読み取って解析はしているが・・


坂本は心が読まれているのかと気づき

うちらにとってゴミで有害なデータを

頭で考え始める


罵詈雑言の汚らしいセリフや考え


ごく一部のものは怒りだし

他のものは子供扱いして微笑ましく見守る


「【観測者】か?」

「私を実験動物として見てないと

言い切れるのか?」


「異世界全てやガイアを含めて

お前をみている」


「危害と言う点では

《《私以外》》ではお前に手を出せない!」


「私の身体の復旧は危害に入らんのか?」

「私の意思とは関係がない行為!」

あれは【回復の魔法】などではない

元あるものに【復旧】させたに過ぎない!


坂本からすれば概念の違いだが

回復と復旧の違いが分からん!


「あー【クロノス】か!」


「左様!うちらはクロノス無しでも

同様のことができる!」


「ここに集まったものは」

「ここに来た目的を知りたがっている」

「高次元体を目指してきた後輩なのか?」

「真理を求めてきた冒険者なのか?」


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