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〜〜〜はてこい〜〜〜 果てしの無い恋
第二十二話
同日、レイコは隣町の総合病院で脳神経外科の主治医と話しをしていた。
「そうですか、やはり徐々に起きて居られる時間が短くなっていると?」
「はい、会社も辞めて家に帰りました。」
「中央の大学病院への紹介状を出しますね、今は安静にして下さい。」
そして実家の自室で彼女は横になっていた。寝てしまったら今度目覚めるのは何時になるのか、或いは…。でも不思議と怖くはない。濃密な短い時間、その想い出で永遠に目が覚めなくなっても、果てし無く生きていける。
心残りは彼との子供を宿せなかっただけ。私にそれは決して望めない、クスリを飲んででも諦めなければならなかった。でも夢の中でショウと居られるから、枕元の指輪があればそれでいい。
私は彼を愛している。
「(小さな幼い頃から、ずっとあなたを想っていた。奇跡の再会だから…)」
言葉にしなくても伝わっているはず… 普段の笑みをたたえて眠りについた…。
続く
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