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いつの日にも竜は  作者: 羅季
3章
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神竜

 しかし、私が地面に打ち付けられることはなかった。なんだか、毛皮みたいなふわふわしているようなものが身体を覆っている。でも、ただの動物の毛皮ではないんじゃないかと思う。


 だって……



 あんなにキレイな群青色の毛皮なんてあるわけが無いじゃない‼……まぁ、伝説の神竜ならわからなくもないけど。


「あの、できましたら私降ろしていただけると嬉しいのですが……」


 そして、ふわっと身体が持ち上げられるようにして、私の身体は地面に降ろされた。そして、初めて それ を自分の目で見た。それはまさしく………


「竜……?」


「いかにも、我は竜。太古昔から、存在している神竜と言われる竜。……とりあえず、おしゃべりはここまでだ。モンスター(じゃまもの)を排除しなければな」



 蒼生がまばたきをした一瞬……風がふいた



 そして、モンスターは消え失せていた。



「しかし、人間。この国に用があると見えた。我も神竜の端くれ。せっかく会ったのだし相談に乗ってやっても良いぞ?なんたって我は竜の痣を持つ少女を待っているのじゃからのぅ。そんな人間いるわけはないしの」



「……います。……此処に。この方はアランセント王国の皇位継承者で、竜と書の痣を持っておられる蒼生様です」


 ……ねぇ、仔雷。喧嘩うってる?

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