たのしいぎょうじ☆
ピンポンパンポーン♪
──皆、登録は済ましたかな?できた人から、大ホールに集合しよう!!──
…前とは全く違う放送だ。明るい!!何て爽やかさ!!
「よう、オーバー!!登録すんだか!?」
後ろからジェットが片手をブラブラさせながら大股で近付いてきた。
「はい。一応できました。…にしても、見分けつきませんね。本当そっくりになるな…」
本当に驚いたのは、こいつに登録した直後だがな。
「いやぁ…俺は登録した直後が怖かったな…何て言うか…魂が抜け出していくみたいでよ。」
…あまり怖がりじゃないジェットですら怖かったんだから…多分全員怖かったんじゃないかと思う。よかったぁ…俺独りだけじゃなくて…
「じゃまたあとでな!!」
そう言うと、ジェットは風になった。
…死んだって訳じゃないよ。
「さ~てと。俺も行くかぁ…」
大ホールには、もう結構の人数が集まっていた。その中には知った顔も結構あった。結構と言ってもそんなに知ってるやつ居ないけど。
「皆、いるかい?いない人が居たら知らせてね!!」
放送の声の人だ!前のクソはな(以下略)はどうなったのかな…
それから俺達は、テレポート的なやつで移動した…と、思ったらさっきと同じ景色が広がっていた。
「あれ?確かに移動したと…!?」
俺以外の奴が全員いない!?まさか俺だけ取り残された!?
『皆移動は済んだかな♪』
頭の中でまたもや聞いたことのある声が響く。…テレパシーなんて出来たのかあいつ。
『それじゃあ…バトルスタート♪はい、今から戦闘開始~♪』
えっちょっまっ…!?軽っ!?もっと溜めろよ!!
「て言うか他のやつどこ言ったんだよ!!」
ドカ!!ドゴン!!ドゴォォン!!
……俺の声を合図に、四方八方から敵(味方)が飛び出してきた!!
オーバーはどうする?
「逃げるに決まってんだろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
何で俺ばっか狙ってくんの!?と、最初は思っていたが、どうやらもう戦いは始まっていたらしく、一つのグループが出来ていたみたいだ。そのグループが、四つくらい一気にこの部屋に流れ込んできた、と。この騒動に紛れて退散だ!!
一方その頃、別の場所では、不穏な影が三つ。
──危ないよぉ!!おねーちゃぁん!!
──うっさい!!私達の力を見せつけてやんのよ!!
──そうそう!いい機会じゃない♪
「おい、お前たち!!…同じ軍の奴じゃないな!!何者だ!?」
その影に詰め寄る兵士A。
──何者か~だって♪きゃははは!!
──あんたに教える義理ないし~モブ君!
──教えてあげようよ~。減るもんじゃないんだからぁ~。
「余所者なら排除!!覚悟!!」
無駄に意気込む兵士A!もう出番なんてないのに!!
「もう…止めとこうよぉ!!おねーちゃん!!」
「そうねぇ…私達が参加しちゃったら、せっかくの楽しい行事が──」
瞬間、吹き飛ばされる兵士。
「つまんなくなっちゃうかもね♪」
一方、その頃、また別の場所では。
「なんだこいつ!!速すぎる!!」
姿が見えない程速い何かと戦っている剣士A。
──無駄無駄ぁ!!俺に追い付くなんざ一兆年早いわ!!
「こいつ…!!まるで光で出来てるみたいだ!!」
──説明乙!!ちなみに僕もいるよ!!
──私もね!!
やっと姿を現した影に乗っかっている影と、その背後に立っている影が言う!!
「やっやばいっ…皆に知らせないと…!!うっ…うわああぁぁ!!」
サヨウナラ剣士A!!君のことは一生忘れないよ!!
楽しい行事の裏に、怪しい影が六つ!!(あと四人くらいいるんじゃねw)いったいどうなってしまうのか!?影ばかりが出てきて、不安が一杯だ!!
ホントッ…すいませ…ッあと四人くらい出ますッ…本当にッ…すい(ry)




