総責任者ガロロン
~キャラ紹介~
オーバー
本当にパッとしない少年。アミダで入る軍を決めた。一応
旅人だったので友達は少ない。
ガロロン
族の先祖であり軍の総責任者でもある。やるときはやる。ロリ。
「はぁ…やっと…はぁ…見つけた…」
俺、オーバーは息を切らせながらやっとその軍を見つけた…っと訳がわからなくなるだろうから、まず色々と説明しておこう。
ここカリスト(地球みたいなもんだ)は族(国みたいなもんだ)と呼ばれるもので区切られていた。族は今んとこ五つ確認されているらしい。それぞれの族はとある理由で数千年前から戦い続けてきた。戦う理由も分からなくなった頃それぞれの族は軍と呼ばれるものを作り始めた。いつしかそこが民衆の一つの家となっていった。
ちなみにカリストに住む人間には、特別な能力が使える可能性を持ってるらしい。まぁ個人によって身に付ける早さも能力も違うけど。
まぁ要するに作者頭大丈夫か?と思わせるような中二設定…っとこっちの話だ。
そしてさっきから見つけた見つけたとうるさくいっているが、実はそれぞれの軍はステルス機能だの小難しい暗号やパスワードだのいろいろあって、俺が入隊することになったラステイル軍はステルス機能版だから探すのにしばらくかかった…
「ふぅ…とにかく入るか」
コンビニのドアのような入口をくぐった先には異様な光景があった。
「がるるる~…」
目の前には白いワンピースを着た小さい少女がぬいぐるみを前に戦闘態勢になって唸っていた。
「何やってんだ、オマエ」
少女は振り向いて「オマエこそなんだ!どっかいけぇ!」とずいぶん可愛らしい声で言ってきた。口は悪いけど。
「いや俺はこのラステイル軍に入隊しにきたんだけど」
少女は一瞬ビクッとして慌てながら奥の部屋に行き軍服(というかほぼ私服)を着て出てきた。
「……?」
俺が首をかしげてそいつを見てるとそいつはにこっと笑って
「よろしく!私軍の総責任者でこの族の先祖のガロロンっていうの!」
「はぁぁ!?」
総責任者がぬいぐるみを前に戦闘態勢になって唸ってはしゃぐような軍に入隊した俺のおかしな生活が始まる。