山の神社、怪異狩りの巫女
早苗さんの口調を考えるだけで何日間もかけてしまい・・・・・・。
結局2週間目の投稿となりました・・・・・・。
遅れてすみませんでしたっ!
この話には、戦闘狂?、平和なハイキング、等の成分が含まれます。
苦手な方はあのラグビーの人のポーズでも取りながら回避を。
そうでない方はゆっくりしていってくださいね!
今まで鬱蒼と茂っていた森が開け灰色の階段で視界が埋まる。
「ふぅ・・・・・・。やっと、ついた・・・・・・。」
ようやく二つ目の目的地、『山の神社』こと諏訪神社の敷地へと突入し、一息つく。
山の神社への道のりは玄武の沢までの妖怪たちの襲撃の連続が嘘に思えるほどに平穏に包まれた物だった。
一時間に低級妖怪の一匹や二匹程度しか襲ってこなかったので拍子抜けもいい所である。
けれど、来ないからといって警戒しないわけにもいかず、かなり精神的に疲れさせられてしまった。
「ここのお届け物は・・・・・・これだ。」
袋の中から出した届け物は、手のひらサイズの直方体の木箱と普通の茶封筒。
あの恐怖の権化の届け物と比べるとはるかにショボイ気がするけれど他人の届け物なので気にしない。
――これが原因で争いになったら起こっていいよね?
息が整い汗も止まって全部蒸発したのを確認してから箱を大切に持ち、
山の中にあるとは思えないほど隅々まで掃除が成されて苔やヒビ一つ無い階段に足を掛けて登る。
数十段の階段を1段飛ばしでかけ登ると、石灯籠と二体の狛犬が見え、次に神社が見える。
切妻にも見える三角屋根が横に伸びており、
丸みの着いた屋根が中央部に張り出していてその下に賽銭箱がある。
長い年月を経ているモノとは思えないほどにまるで新築の様相をした拝殿に圧倒されていると、
横に気配。
「見ない妖怪さんですね・・・・・・。
今日は参拝ですか?」
横に目線を移すと緑色の髪をした巫女服の少女・・・・・・東風谷早苗がホウキを片手にコチラを観察している。
かなり不審げな視線が刺さり戸惑っていると、
早苗さんが袖の分かれた巫女服の袖へと片手を突っ込んで赤い札を取り出す。
――あ、ヤバイ。
「参拝じゃないんですぐぁっ!?」
慌てて要件を話そうとしたところ、
ないって言った瞬間に札が飛んでくる。
妖獣の体である身に確実に致命傷を与えるだろう一撃をかろうじて避けてリボルバーを引き抜く。
「何ですかっ!?
話くらい最後まで聞いてくださいよっ!」
「あらあら・・・・・・なぜ聞かないと行けないんですか?
今からする妖怪退治の獲物の口上なんて必要ないでしょう?
狩られてくださいな♪」
早苗さんがホウキを背後に投げ捨てながらおみくじの束と札の束を袖から取り出し、襲いかかってくる。
何故か始まった弾幕勝負に戸惑いながら、
目を思いっきり開いて相手の出方を伺いつつリボルバーに力を込めていく。
「くそったれぇえっ!」
――ほんとにどうしてこうなった・・・・・・。




