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~幕間~蟹と鏡のその後。

この小説には、短え!、フラグ、蟹の異変などの成分が含まれています!


苦手な方は新体操ばりの体捌きで回避を!


そうでない方はゆっくりしていってくださいね!

私を態度でかなりイライラさせた上に面倒ごとまで引き起こしてくれたあいつ(ウサギ)は忍者みたいにぴょんぴょんはねながら森の中へと消えていった。

これで主人からぼこられた後に託されたお目付役の仕事は終わりにして帰りたい・・・・・・のだけどそうは行かないようだ。


「獲物を奪っといてタダで済ませるなんて・・・・・・言わないよね?」


首に冷たい感覚。

ハサミが首を両断できる位置に置かれているようだ。


――なめてんの?


「そうだけど?

あの石を放置できるくらい貴女は暇じゃないでしょ?

儀礼札と輝石(届け物)でする仕事があるのを忘れたの?

わざわざ私達がこっちへ帰ってきたのに手間を増やさないで。


・・・・・・そんなだからあの光景に、その片手なんじゃない。」


ありったけの侮蔑を込めて後ろを向くと、顔を真っ赤に染め、赤一色に染まった凍沢の姿。


「・・・・・・うるさい。

五月蝿い五月蝿いうるさいッ!」


首がハサミで断ち切られ、頭が飛んでいきそうなのを手で抑え、接着。


――切り落として消し飛ばさなきゃ効かないってなんで毎回1回やらないと思い出さないかな・・・・・・。



サッカーボール大の水晶やダイアモンドを生成してぶつけてくるのを鏡で格納しつつ眉間を押さえる。


「やれやれ・・・・・・

月侵略に反対した保守の『賢者』の威厳はどこへ行ったやら・・・・・・。

『石』に侵食されてこれだけ原型を失っているとは、なにをどうサボればここまでくるのかねぇ・・・・・・。」


――『賢者』程の妖怪と言ってもやはりあの石の力には抗えないか・・・・・・。

やはりあいつを回らせているのは正しいようだね。


前に比べれば全く持って腑抜けになった沢蟹の攻撃をいなしつつ、救出する時の一撃を防御していれば普通に止めれたのだな・・・・・・と後悔して、

脇腹に一撃を打ち込んで昏倒させる。


――この状況は不味いし・・・・・・応急処置しとこうか。


清めた水の入っている竹筒の水筒を体の上に置き、

札を当てて力(妖力)を込める。


「ハッ!」


光が札から一瞬溢れて水筒が一気に重くなる。

腕が元に戻り、透明になっていたカニ足が赤く色付いているのを確認して水筒に入った水銀を鏡へと仕舞う。



・・・・・・他のまだ安否の取れてない『賢者』(あの方々)は無事なのだろうか・・・・・・。

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