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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
6章 東方古神殿
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ステージ0 紅魔の茶会

警告!


この小説には駄文、主人公おいていきっぱなし。

そもそも玄爺何処いった?が含まれています!



苦手なかたは回れ右してBーダッシュ!

「おーい、玉兎~~っ。起きてるかー?」


マミゾウさんが部屋の扉を叩いてくる。

何だろう?


「起きてますよー。」


間延びした返事を返すと、

部屋へとマミゾウさんが

入ってくる。


曰く、紅魔館行くから着いてこいだそうだ。

用心のため、小傘はここに残しておくらしい。


結界が有るから大丈夫じゃないのかな?


そう思ったけれど、ひとまず人里で買っていた寝巻きを脱ぎ、着替える。

そして、マミゾウさんの後に付いて紅魔館へと飛んでいく。


そして、霧の湖へと到着する。



あれ?夏なのに全域が凍ってる?



???「あたいったらさいきょーね!」


「危なっ!」


氷の柱が下から飛んでくる。

そして、お馴染みの台詞と共に

空気中の氷片が大きくなり氷精が現れる。


あれ?チルノってこんな事出来るのか?


「急いでおるというのに・・・。

チルノ!ワシのとーっておきの問題に答えたら良いものをやろう。」


「いいもの?それ何何っ?」


マミゾウのことばに興味を示しているようで、

マミゾウさんはにっこりと更に笑みを深める。


「教えたらとおーっておきじゃないじゃろ?

上は大水、下は大家事、これなーんだ?」


「え?・・・・・・うーんと、

火事なんだから家か何かが燃えてるんでしょ・・・。

だけど水?消えちゃうよねぇ・・・うーんうーん。」


かなりうなって考え始めている。

周りも見えないほどに熱中して考え始めている。


マミゾウさんが手招きしているからこれが目的なのだろう。



こっそりと気付かれないように飛んでいく。


「あれ、 問題なんだっけ?」



後には考え過ぎて問題が分からなくなったチルノだけが残された。



「よっこらしょっと。

門番さんや、主人にワシが来たと伝えてくれぬか?」


紅魔館の門へと着くと、メイリンがいた。

そして、その後ろを見ると。


・・・紅魔館、本当に真っ赤なんだな。


「いい加減に私の名前、覚えてください・・・。

紅美鈴ですよ・・・。

レミリア様には既に言って有りますので

どうぞごゆっくり。」


門を開け、通される。

広い庭と、見るものを圧倒させる大きさの館が有る。


かなり広いな・・・。

前に行った議事堂と張りじゃないのか?


そう思いつつ、中へと入っていくと、

妖精メイド達が整列している。


パーティでもするのか?


玄関を通り抜け、日本でいう客間へ行く。

長テーブルが置いてあり、パーティか茶会のどちらかが開けそうだ。


けど、それより奥からカリスマが溢れていて直視出来ないのが凄い気になる。



「二つ岩、よく来てくれたな。

茶会への参加、感謝する。」


威厳のある声が響き、跪きたい心を押さえ込むのだけに必死になる。


そんな事に成ったらみっともないし。


潜在的な恐怖に耐えつつ上を辛うじて見る。

すると、紅の悪魔が椅子に腰掛けていた。

レミリア・スカーレットだ。


「咲夜、竜人(りゅうと )、茶会の準備を。」


「「ハッ!かしこまりましたお嬢様!」」


一組の男女の声が聞こえ、

女性は一瞬で道具を揃えて料理を並べ初め、

男性はその道具を使い、紅茶を煎れる。


女性の方は、紅魔のメイド、十六夜咲夜であることは確かだ。

だけど、男性の方は誰だ?


背は190程で長身。

黒いスーツを着こなしており、

瞳と髪は燃えるような紅。

そして、背中には鉄の斧を背負っている。


「そいつは新入りかの?」


「そうよ、紹介するわね。

赤鉄(せきてつ)竜人、半竜半人よ。

素敵でしょう?紅魔の眷属の紅龍なんて。」


「そうじゃな、そいつも好きでいるみたいじゃし。」


確かに、仕事をするさまは楽しそうだけど。

こいつ何か危ない感じがする、

ロリコン的な意味で。


「夜まで茶会で時間を潰しましょうか、

貴方も気づいているでしょう?

賢者代理の私も気づいたのだから。」


「うむ、はっきりとな。

この異変は、大人数が動けば解決が早くなるようじゃし。

紅魔も動くのじゃろ?」


茶会を開いた当人達は意味の分からない話を始めているし。


異変なんて起こってるのか?いま。


夜になるまで、その気持ちは有ったが、

夜にはその気持ちは吹き飛んだ。

幻想郷のほぼ全域を巻き込んだ異変であることにようやく気づいたのだ。


「さて、ワシらはワシらだけでいくとしようかの。」

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