寺の騒動
駄文注意っ!
苦手な人は回れ右のあと、全力でダッシュしてプラウザバックを
残る方はゆっくりしていってくださいね
~~~???サイド~~~
「姐さんっ早くきて!」
黒髪の少女が青いふちどりのついた尼の服を着ている少女、雲井一輪と、
垂れた獣の耳を頭に生やした緑髪の少女、幽谷 響子
連れて走って来ている。
走る事で、髪の中に隠れていた小さな角が見え隠れしている。
少女もやはり妖怪なようだ。
「これなんですが・・・。どうしましょうか?」
少女は木の穴の中で寝ている玉兎の前まで来て、
相談する。
「うーん、なんともし難いわねぇ。
こんなに気持ちよさそうに寝てるのを、
起こすのは忍び無いし・・・。」
一輪はそう言って唸る。
何か訳ありでやっと安心して居るようなのに、
それを起こしてしまってもいいのだろうか と。
「あっ、起きましたよ!」
こっそりと玉兎の目の前に陣取り、
顔をプニプニとつついていた響子が声を上げる。
寝ぼけて居るのか、目がけっこう虚ろだ。
「誰でしゅか?」
ろれつも回っておらず、熟睡していたのだろうか。
「おはようございます!!」
響子が挨拶をすると、目を回してしまった。
しまった
止めておくべきだったかな。
響子の声は山彦の妖怪なだけあって、
殺人的なほど大きいため、
耳の良い妖怪などは気絶させてしまうのだ。
「響子・・・初めての妖怪には小さめの声にしなさいと何度も言ったでしょう。」
姐さんは呆れたあと。
相棒の雲山を呼び、少女を持ち上げさせて運ぶ。
雲山は、ピンク色の雲のオッサンだ。
私にけっこう良くしてくれる。
「牡丹、貴女位の背だし服を貸してくれないかしら。」
「あぁ、えぇと、全部洗っちゃってて無いんです。
済みません一輪さん・・・。」
牡丹とは私の名前で和華 牡丹だ。
苗字が長いので、みな、牡丹としか呼んでくれないのだ。
「それなら、私の服が一番ちかいんじゃないかな?」
響子がそう言うが、明らかに小さく、入る気がしない。
「村紗の服が一番近いわ、
後で借りておきましょう。」
客間に入り布団をひくと、
一輪が何処かで着替えさせてきたようで、
セーラー服になったあの子を担いでくる。
あの子を布団に寝かせ、掛け布団を掛ける。
そこまですると、太陽が上がってきているようで明るくなってくる。
そろそろ説法の時間かも知れない。
「そろそろいきましょうか?一輪さん。」
「ええ、そうしましょうか。」
三人の少女が歩いていくと・・・・・・。
「にしし!いったね!」
何処からともなく、黒髪の少女が現れた。
未確認幻想飛行少女こと、封獣 ぬえだ。
「だーれかな?」
ぬえはこっそりと部屋へと入り、兎の顔をみて露骨に嫌な顔をした。
「仕事、か。」
やけに仕事と言う単語を強調させ、
ぬえは真っ黒な1つ又の槍を出す。
いつも人前で使っているものでは無く、
使い込まれ、血液の染み込みすぎた、
深淵の赤とも言える色の槍を。
そして、その槍を兎の少女の喉元へと、突き出した。




