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マネージャーがVtuber?

 かなりの時間がかかったが俺たちはミノタウロスを倒し、無事に配信を終えていた。


「お疲れ様です」

『はい!マネージャーさんも本日はありがとうございました!』

「はい。それより今後の活動ですが、今後は私は参加できません。」

『え!!?』

「エコーボイスより連絡が来まして…」


配信終了後すぐに上司から連絡が来て、今後の配信への直接的な参加は避けるようにと言われた。理由は今回の配信で桜さんと同じぐらい俺も目立ってしまったことだ。Vtuberより目立つマネージャー、もしくは同等ぐらい…そんなマネージャーがいると少なからずマネージャー目当てで登録する奴もいる。そうなるとマネージャーがいなくなった瞬間、数パーセントだけかもしれないが登録者の減少が起きる。そしたら他の登録者にも離れる奴が出かねない。それを避けるための措置ということだ。今回はテストとして俺の参加が認められたが、今後はかなりの理由がなければ参加は不可ということらしい。


『そんなぁ…』

「まぁ…条件によってはいいらしいのですが」

『え!なんなんですか?その条件って!』

「それは私がエコーボイスのVtuberとして所属することです」

『え!それって可能なんですか?』

「異例らしいですが、事務所としては可能らしいです。私が自分のアカウントを持った状態でしたら私目当ての方は私のところに来ますので、先程の懸念は無くなるということです」

『…そうですかぁ…マネージャーさん的にはどうなんですか?』

「そうですね。まだ考え中です。」


この案が出されたのは数時間前だ。しかもかなり重要な案件、流石にすぐに決めることはできない。こういうことは前職のおかげで慎重に考えるべきだと知っている。


『やりましょう!』

「いえいえ、そんな簡単に決めていいことでは……」

『マネージャーさんならなんとかなります!それに私も合法的にマネージャーさんとコラボがしたいんです!』

「うーん…」


そもそも俺はマネージャーとしてこの会社に来たんだ。だからVtuberデビューなんて考えてもいなかった。


「ですが私が新人としてデビューすると私も配信をせざるを得ませんし、桜さんのサポートがしにくくなります」

『いいんです!私だって大人です!何とかしてみせます!どっちみちマネージャーさんに負担はかけたくなかったので!』

「なるほど…わかりました。」


流石にここまで言われると言い返せない。それにVtuberとしての給料とマネージャーとして給料を両方貰えるらしいし、お金に困らなくなるだろう。



そして数ヶ月が経過し、桜さんも配信になれてきた時、俺はVtuberデビューを遂げるのだった。

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