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決着

「上手いですね」

『マネージャーさん…本気じゃなかってですよね?』

「小手調べってやつですよ。でも大体わかりました。ここからが本気です」


集中力を高める。相手はかなりの腕前。今の俺が出せる全力を出しても五分五分、それにふわりさんはまだ底を出していないようにも思える。


『今度は本気で来てくださいよ!よーい、スタート!』


全速力で距離を詰めに行く。足音を殺す?静かに移動?そんなの関係ない。


集中しろ…全部を感じるんだ…


・・・


 私はあくまで今話題の人物、桜ちゃんのマネージャーさんとコラボして自分の視聴回数や知名度を上げようという理由だけでコラボを打診していた。もちろんマネージャーさんの強さもMaSのは見たから面白そうと思っていたのも事実だ。でもこのゲームはMaSとは全く違う技術が要求される。

一戦目、マネージャーさんは手加減をしてくれていたおかげで楽に勝てた。3本先取、私が有利になったことになる。エイムの調子も悪くない。それに自分でも驚くほど集中できている。勝てる。そう思っていた。


足音がする…しかも速い…全速力で来ているのかな?でもそれじゃあ勝てないよ


こんなことを知らないはずがないのに、何故か足音を立てて近づいてくる。私はその方向にエイムを置く。


『来たッ!』


視界に入った瞬間発砲した…確実にやったと思った。でも負けたのは…私だった


『は?』


・・・


 合計4戦が終わった。結果は


『なんでー!』

「勝ちですね」


俺の圧勝だった。


《すげー!》

《どうやってたの?》

《エイム置いてるフワに勝つとかわけわからん》


「簡単なことです。ふわりさんが撃つ前に仕留める。」

『普通そんなことできませんから!』

「それが意外とできるんですよ。このゲーム自体が有名じゃないのでこの技術も有名ではないんですが…バックフットステップっていうんですが」


《しらねぇw w》

《こんなゲームにもガチ勢っているんやな》

《技術てw w》


「まずこのゲームは足音が出ない時と出る時を交互に繰り返しています。」


歩く瞬間、最初の一歩は音が出て、二歩目は音が出ない。三歩目は出る。と言った感じに繰り返されている。


「その音が出る時だけ若干後ろに下がるんです。そうすると音に慣れている人ほど相手の位置を半歩前に感じてしまう。」

『…なるほどー…これは完全敗北ですねぇ』

「僕も久しぶりにやったのでうまくいってよかったです」


そして軽く雑談が続き…


『今回はこれくらいにしようかな!おつふわ〜』

「お疲れ様でした!」

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