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自分なりの答え。

 

 披露宴の前にあんなトラブルがあったとは思えない程、祝いの席は恙なく終わりを迎えた。


 親族としての列席も、僕達は九桜家と神崎家に続く新婦側の席次であり、お色直しを挟んだひめ姉達の演目もきちんと見えたことだし、文句なしの披露宴だったと言える。


 職場の知り合いや、友人達も参加する華やかな披露宴は、二人の上司のスピーチと友人代表の人の乾杯の音頭で開幕し、終始賑やかに進行していく。馴れ初めの話や、余興などを嗜みつつ、大人達が雰囲気とお酒に酔い痴れる中で僕と楠木さんは二人の幸せそうな様子を傍目に、豪華な食事に舌鼓を打っていた。


『ゆーちゃん、着替えちゃったの??』


 当然、ひめ姉が選んでくれたスーツを脱いでしまっていることにも触れられたのだが、汚してしまったから、という理由で詮索を乗り切った。

 少しだけ悲しそうに眉を寄せたひめ姉に大して嘘を吐いたという罪悪感に襲われるし、同じ卓に座る楠木さんからの目線も痛かったが、ここで事を荒立てて披露宴を台無しにするような真似は出来ないからこそ、言わぬが仏とばかりに沈黙を図ったのだ。

 その後、何故か僕の知名度が高いひめ姉達の職場の同僚さんたちに囲まれたりもして可愛がられたりと、先の嫌な出来事を忘れられるくらい披露宴を楽しんだ。


 その間、父さんは何を言うでもなく、ひめ姉に大して一言だけ「綺麗になったな」とだけ告げ、後は一人黙々とお酒を煽っていた。

 談笑の際に九桜家と神崎家の両家が互いに交流を交わす中、僕達の卓にあいさつに来るのは一人も居ないという針のむしろのような状況であり、決して居心地が良いわけではないというのにもかかわらず父さんは最後まで披露宴に腰を据え続けた。それが父親として出来る最初で最後の親としての責務だとでも言わんばかりに。


 父さんだけでなく楠木さんも披露宴は楽しめたようで、お互いにご飯の感想を言い合ったり披露宴の余興を楽しんだりと、楠木さんもあえて披露宴の前の出来事には触れないようにしてくれて、披露宴の最中には二人でたくさん笑って、たくさん感動した。

 最後にはこの卓の全員が瞳を潤ませていたのは、気の所為では無いはず。

 父さんのは直に確認できたわけではないが、目元を隠すように顔を伏せていたことから間違いないだろう。

 僕は正紀さんの手紙の中身を聞いて、僕に宛てられた訳でも無いのにもかかわらず勝手に一人で号泣してしまったのが一番泣いたポイントだろうか。


 そんな楽しかった時間というのはあっという間に過ぎていくもので、この場に居合わせた誰もが幸せの御裾分けを貰って満足した表情で帰路について行く。

 親族は最後まで残っているようだが、僕達は残っていても両家との関わりがある訳でもなく、対面上は取り繕いながら他の参列者に倣うように会場を後にしていった。


 その先で参列者の見送りをしているひめ姉と正紀さんに「待合室で待っていて」と言われた通りに、僕達は待合室でひめ姉達の到来を待つのであった。


「ケーキ入刀、凄かったね」

「えぇ。……とっても素敵だったわ。姫和さん、凄い幸せそうだった」

「楠木さんも、うっとりしてたもんね」

「……私じゃなくて、姫和さんを見なさいよ」


 離れた場所で電話をしている父さんを尻目に、大人達とは違って素面で盛り上がったテンションのまま、僕と元の制服姿に着替えた楠木さんはやれアレが凄かった、これが感動した、と感想を言い合う。


 楠木さんの言葉に振り返ってみると、披露宴の間でひめ姉を見ていた時間よりも楠木さんを見ていた時間の方が長いかもしれない。

 けれどもそれは会場のライトに照らされるいつもと異なる雰囲気を放つ楠木さんが魅力的だったからであり、僕のせいではないはず。

 なんてことを戻って来てからずっと言い合っていると、先程までのドレス姿から私服へと変身するという落差の大きいひめ姉と正紀さんが揃って待合室に顔を出す。


「姫和さん! とっても素敵でした!!」

「ありがと~! もう、疲れたよぉ~!」

「あはは。ずっとお腹をキツく締めてたし、力が入りっぱなしだったからね」

「あの状態で食べ過ぎたからそれはもう、大変で大変で……。あれ、お父さんは?」

「向こうで電話してるよ……って、今終わったみたい」

「お義父さん」

「……正紀君。娘の事を、よろしく頼む。俺に出来るのは、精々お金の工面くらいだからな。孫が出来ても、無理に会わそうとしなくていい。そちらの家族との仲を優先してくれて、構わない」

「いえ。そういう訳にはいきません。僕にとっては、姫和の大切な結月くんも、お義父さんも、大事な家族です。仕事のことでも、相談してもいいですか?」

「正紀君は物好きだな」

「よく言われます。今度、いい日本酒が手に入ったら一緒に飲みましょう。連絡しますよ」

「あぁ、楽しみにしている」


 女子二人がはしゃぎ合う横で、正紀さんはいとも容易く父さんの懐に潜り込んでは、滅多に見たことのない笑顔を浮かべた父さんとがっちりと握手を交わす。これがひめ姉も惚れた正紀さんの手腕、かと思うと凄い人が義理の兄になったものだと唖然とするばかりだった。


「では、俺は先に失礼させてもらおう」

「え? 泊まって行かないの?」

「この後の飛行機のチケットを取ってあるからな。遅れるわけにはいかないんだ」

「……ゆーちゃんの話は? 聞かなくていいの?」

「結月が決めたことならケチはつけない。好きにしていいと伝えてある。ではな、二人とも。改めて、結婚おめでとう」


 いつの間にかコートを着込んで帰り支度を済ませていた父さんはキャリーバッグを手に待合室から出て行こうとしており、ひめ姉の問いに足を止めたものの、初めから用意していたかのような答えを残して去って行くのだった。

 その一連の流れを黙って見送ることしか出来ずに残された僕達は、ひめ姉の深い溜め息でようやく止まっていた時を動かすに至る。


「はぁ……。ごめんね、ひまりちゃん。変なの見せちゃって」

「い、いえ……。なんとなく、分かってはいたので」

「それじゃあ、さっさと話を始めようか。私達と、ゆーちゃんの話を、ね?」


 八時まで使えるからさ、と僕達しかいない待合室でひめ姉がそう言って僕の方へと向き直る。

 その声に僕は遂にこの時が来たか、と全身に緊張が走った。


「ええと……私は、席を外した方がいいですか?」

「ゆーちゃんは、どう思う?」

「……楠木さんにも、聞いていて欲しい」

「そう、分かった」


 楠木さんの疑問に僕がそう答えると、ひめ姉は意外そうに、正紀さんは納得いったように表情を作る。


 これより始まるのは、僕にとっては受験と同等か、もしくはそれ以上の僕自身の人生における分水嶺。

 右か左か、それとも直進か。人生の岐路に立たされた僕が覚悟を示す瞬間。

 その時、楠木さんには僕の覚悟を見届けて欲しかった。


「それじゃあ早速。ゆーちゃんはもう、答えは決まってるの?」

「……うん」

「答えを、聞いてもいい?」

「…………うん」

「それなら、もう一回ちゃんと聞くね。……私達と一緒に暮らそう、ゆーちゃん。これからは私も、まー君も居る。もうゆーちゃんを一人になんてしないって約束できる。これからは、ずっと一緒に居てあげられるから」


 そう言って、僕を迎え入れるように両腕を開くひめ姉。

 ひめ姉の傍で共に僕を招き入れるように佇む、正紀さん。


 二人の元に行けば、僕は間違いなく満たされることだろう。二人は必ず、僕のことを愛してくれる。大事にしてくれるだろうから。


 今の家庭環境が僕の成長に悪い影響をもたらしているのは、楠木さんを初めとして、色々な人達と関わるようになってからというもの、痛切に思い知らされた。だからこそ、僕は今この瞬間、二人の手を取るべきだというのが甚く理解出来る。


 ──しかし。

 だが、しかし。


 僕の出した答えは、頭で理解している正解とは違う、全く正反対な答えだった。


「……ひめ姉、正紀さん、ごめんなさい。僕は、二人とは一緒に暮らせない」


 この提案自体、心優しい二人の思いやりがあるからこそ生まれたものであり、本来であれば二人の幸せの絶頂に挟まることが出来る隙間なんてあるはずが無い。

 そんな親切な二人の思いやりを無碍にすることに小さくない罪悪感を抱きながらも、僕はこの提案を初めて聞かされた夏の日から今に至るまで懊悩し続けた果てにようやく辿り着いた僕なりの答えを口にしたのであった。


「なんでか、聞いてもいい?」


 これほど分かりやすく、明確に正しい道が示されていることを理解していながらもそれを断って別の道を行くことを決意した理由。

 それを問うひめ姉の顔は、文字通り複雑な感情が絡み合ったような表情をしていて、中でも悲哀の情が大きく面に出てきているのが僕の胸を強く締め付ける。きっと正紀さんが傍に居てくれなければ、いつかのように発作的に平静を保てていなかったかもしれない。楠木さんという外部の目があったのも大きいだろう。

 そんなひめ姉の問いに対して、僕は意を決するために一度だけ楠木さんの方に視線を向けると、彼女と目が合って頷かれる。ただそれだけで僕は新たな気力を貰えて、言い淀む口を精一杯自分の意思で動かしていく。


「……ひめ姉と正紀さんと一緒に暮らす。二人は僕のことを邪険に扱ったりしないだろうし、きっと幸せな生活が送れるんだって、考えただけでも分かるよ。それは凄く魅力的で、本当は話を聞いてすぐにでも頷いてしまいたかったけど、僕はそれじゃ駄目だと思ったんだ」

「だめ……?」

「僕は、楠木さんと出会って、楠木さんと関わるようになって、良い意味で変わることが出来た。けど、僕は他の皆よりもスタートラインがずっと後ろだったから、人並みになる為にはまだ変えていかなきゃいけないところがたくさんある。だから、今ここでひめ姉たちに甘えてしまうと、僕はきっとここで成長が止まってしまうと思ったんだ。だから僕は……楠木さんの隣に立つために、もっと変わらないといけない。それには、ひめ姉たちに甘えてちゃいけないって、分かったから」


 楠木さんの名前を利用するようで申し訳ないが、ひめ姉に面と向かって言い放った僕のこの答えは、紛れもない本心。

 この答えに辿り着く上で、僕は幾度となく自問自答を繰り返してきたからこそ分かる。僕は一度折れたら、きっと立ち直れない。

 だからこそ、変わり始めた今の時期にひめ姉達の誘いに乗って自ら膝を折るような行為は、僕の成長を阻害することに繋がるのだと分かっていた。

 そしてそれは、誰よりも僕のことを思って、僕のことを見てきてくれたひめ姉にも理解できるはずで、ひめ姉は僕の答えに「でも」と反論しかけてそこで言葉を途切れさせていた。


「それに……僕は僕自身の変化が結構好きなんだ」


 だからこそ、ここで僕が出すべき答えは『否』とひめ姉達の誘いを突っぱねることではなく、笑顔で「自分の道を行く」ということを伝えねばならなかった。

 そして辿り着いた答えがそれであり、僕はひめ姉達が切り拓いてくれた道では無く、自分の力で暗闇を切り拓く道を見つけたのだと、明るく伝えることだった。


「そ、っかぁ……」

「……姫和」

「うん……、分かってる」


 僕の答えを聞いたひめ姉は項垂れ、自分の胸に渦巻く言葉に出来ない行き場のない感情を吐息として長く吐いた後、正紀さんに促されてようやく頭を上げる。

 勢いよく頭を上げたひめ姉の顔にあったのは、安堵と悦び、それから少しの寂寥を混ぜ込んだような大人びた表情であった。


「結月くん。大事な時期なのに余計なことまで考えさせてごめんね。それでも、姫和のためにちゃんと答えを出してくれて、ありがとう。何か困ったことがあれば、いつでも連絡してくれて構わないからね」

「正紀さん……」

「悩んでる時点で断られることは覚悟してたけど、ちょっと耐えきれなかったわ……。はぁ~あ、ゆーちゃんと一緒に暮らすの夢だったのになぁ~」

「僕は、今までもずっとひめ姉と一緒に暮らして来たつもりだったよ?」

「はぁん! やっぱりゆーちゃんのこと諦められないかも!! うちの子にならない??」

「ちょっ、ひ、ひめ姉……! 楠木さんが見てる前だし、く、苦しいってば……!」

「あはは、姫和の弟離れはまだまだ先かもね」

「わ、笑ってないで、助けて下さい……」

「一生涯、ブラザーコンプレックスと共に生きていくのでそこんところ、よろしくね?」


 どうやら僕の考えていることはお見通しだったようで、ひめ姉は大袈裟に演技がかった素振りで落ち込んで見せる。

 とは言え、答えを予め予想した上でのあの反応だったらしく、ひめ姉は大きな溜め息を吐いたかと思うと、話が一段落ついて油断し切っていた僕の無防備になった身体に自然な流れで抱き着いてきた。その勢いは僕を締め落とさんとばかりのものであったが、ひめ姉は耳元で誰に誓うのかも分からない宣誓だけを囁くと、そっと離れていく。


「ゆーちゃんに振られちゃった私達は、友達と二次会に行きますかぁ~」

「最初からその予定だったけどね。それじゃあ、二人とも、高級ホテルを楽しんで行ってね。あぁそうだ。朝は六時から朝食ビュッフェがやってるから、あんまり夜更かししすぎないようにね」

「あ、あの……! そう言えば私はまだチェックインしてないんですけど……」

「ん? ひまりちゃんの分は先にゆーちゃんと一緒にチェックインしたよ? ゆーちゃん、鍵二個持ってるでしょ?」

「うん。あるけど……同じ部屋のだよ?」

「うん? それでいいんだよ?」

「え?」

「え?」

「……え?」


 僕とひめ姉と楠木さんの疑問符が待合室にこだまする。

 それぞれの意味が異なるのは僕の立場からでも分かるのだが、僕の疑問は単純だ。


 何せ、僕がひめ姉に言われるがままにホテルでチェックインした部屋は、ツインルーム。てっきり父さんと泊まるのかとばかり思っていたが、ひめ姉が言うには共に泊まる相手は楠木さんだと言うではないか。


 ちょっと待て、と。

 僕の覚悟を決めた答えを引き出した空気とは一変して、にんまり笑顔のひめ姉に対して、突如として降りてきたタライのような情報に頭が痛くなる思いの中にほんの僅かな期待感が宿っている僕を押さえ込みながら講義の目を向ける。


 それは話が違うぞ、と同じく困惑している様子の楠木さんにも視線を向けると、彼女は驚きの余り口元を手で覆っているようだが、その手の下ではへの字に口を曲げているに違いない。目の色に期待が滲んでいるように見えるのは僕の押さえ込めなかった感情が見せた幻。気のせいに違いないはず。余りの衝撃に僕も見間違えたのだろう。


「く、楠木さんも僕と一緒だなんて嫌だよね!? ひめ姉、これは楠木さんに失礼だよ……! 他に空いてる部屋が無いか聞くことって──」

「残念ながら無いかなぁ~。あ、ゆーちゃんが一人だけ別のホテルを取る、ってのも無いかな。今の時期、どこも満室だからさ。まぁ? 二人のどちらかが本当に嫌だって言うなら別の対処法を考えてあげてもいいけど……、ひまりちゃん的にはどうなの?」

「わ、私!? え、えぇと、その……。へ、部屋は、ツインルームなのよね?」

「うん……ベッドが二つあったけど」

「な、なら、いいんじゃない……? ダブルとかだったら、ちょっと気が早いというか、何というか……」

「えぇッ!?」


 上擦った声で、しかも早口で捲し立てるように目を回した楠木さんは、髪の毛束を指先で弄りながら何をとち狂ったのか、許諾の意を口走ったため僕は一瞬聞き間違えたかと思って楠木さんを二度見する。

 けれども僕の視線の先に居るのは、目線を外に向けて顔を赤くした楠木さんであって、僕は必死で彼女の言葉を否定する。楠木さんも突然の話に気が動転しているのかもしれない。きっとそうに違いない、と。


「ちょ、ちょっと待って! 楠木さん、冷静になって考えてみてよ? 僕と、同じ部屋に、泊まるんだよ? 異性と、同じ部屋に、泊まるんだよ? 楠木さんは平気なの?」

「それなら、姫和さんと正紀さんも同じ条件でしょ。私とあんたが……お、同じ部屋に泊まっても、問題無いんじゃないの」

「ひめ姉と正紀さんは夫婦だから……。それに、そんな意識しないでよ……。僕まで緊張してきちゃうじゃん」

「な、何よ! あんたは私と同じ部屋で泊まるのがそんなに嫌なの!?」

「嫌とか、そういうことを言ってるんじゃなくて……単純に風紀の問題があって」

「風紀!? な、何をしてくれるつもりなのよ」

「そう言うことなの。恋仲じゃない異性が一つ屋根の下どころか、同じ部屋に泊まるっていうのはそう、精神衛生上問題があるの」

「……一理あるけど」

「──ひまりちゃん、押し負けないで!」

「っ! い、一理無いわ! 披露宴で疲れてる姫和さん達にこれ以上迷惑かけられない、って言ってるの!  いいから黙って、私と同じ部屋で寝なさいよ!」

「急にゴリ押した!?」


 顔を真っ赤にして声高に叫んだ楠木さんに迫られた僕は首肯を強要され、半ば強制的に同じ部屋に泊まることになってしまった。

 なんだか初めからこうなることを仕組まれていたかのようで納得いかないのだが、終始ニヤニヤしていたひめ姉達と別れた僕は、楠木さんに腕を引かれた状態で部屋に辿り着くのであった。










後一話だけ続きます。

評価と感想お願いします。



「……お母さん達にルームキー渡してくるね」

「スーツのこと?」

「当たり前じゃん。今回のことは正直私も怒ってるんだから」

「もう一人のお義父さんから、こってり絞られてると思うけどね」

「そうじゃないと絶縁だよ、絶縁」

「程々にね」




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