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『たった一つのスキル《強運》だけで、異世界の魔王をぶっ倒し、学園の頂点に立った話をしようか。』  作者: Hachiroll
『たった一つのスキル《強運》だけだ、世界中の学園をぶっ壊し、伝説のパン屋になるまでの話をしようか。』
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第二期 第14話:最終審判《余白の未来へ》・前編

 《セレスティア・ホール》に響いた判定の鐘は、全世界に響き渡った。

 神々の再定義により、《偶然》と《選び直し》は、新たなる“運命の基本権利”とされた。


 だがそれと同時に、神々の間に立つ“理路神ケイネス”が口を開く。


 「再構築には代償が必要だ。この世界はあまりにも歪みすぎた。

 秩序を保つためには、一度《全記録》を白紙に戻すしかない」


 「な……!」 アリシアが絶句する。


 「それじゃ、トーナメントも、シェード・キャンパスも、あの戦いも……」


 セリーヌが歯を食いしばる。


 ミラ姉さんが静かに呟いた。

 「私たちが歩いてきた道が、消えちまうってのか……」


 だが、その時だった。

 

 パンの香りが、ホールに漂った。


 ユウトの足元から、転がった“ひと欠けらのパン屑”。

 それが、神々の《再構築装置》に干渉した。


 《運命の余白干渉確認》

 《強運因子により、記憶保全領域を確保》


 「……ああ、なるほどな」

 ユウトは静かに笑った。


 「俺だけが、“余白”にいたんだ」


 光に包まれ、すべての記憶は書き換えられていく。

 

 だがユウトだけは、その中心で、パンを握りしめたまま、

 “世界のリセット”を見届けていた。


 ──次回、最終話《余白の未来へ》・中編:忘れられた日々、焼き残った奇跡



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