第20話:ダブル頂点決定戦!学園統一戦、王都杯決勝、同時開催ッ!!
《アルカナ・グランフェス》――
学園最強を決める一大イベント。
だが今年は違う。“特別開幕戦”として、あの試合がぶち込まれていた。
「第1試合ッ! 王都杯・決勝戦、再開ッッ!!」
「チーム《強運》 vs 王都選抜エリート・《七星騎士団》!!」
観客総立ち。王都中継。学園ホールにはサブスクLIVE映像。
つまり今、ユウトたちの戦いは全世界が見てる!!
「へっ、ずいぶん派手な再開だな……」
「やってやるわよ。どっちも“頂点”っての、奪いに行くんだから!」
対するは王都精鋭・《七星騎士団》──
その実力はガチ。本物の才能と努力と、血統で磨かれた戦術精鋭集団。
「運だけで、ここまで来たと思うなよ」
「ふん……そろそろ“奇跡”は終わりだ、強運の君」
でもな――こっちは、もっとバカバカしいくらい“奇跡”を積んできたんだ。
「いくぜ――俺のパンで、全部ぶっ壊す!!」
開幕、ユウトの足元に“パン”が転がる。
それを拾った瞬間、【魔法反射の結界】が敵に発動(偶然風)。
しかも、アリシアの詠唱が奇跡的に“相性完璧な魔法”に変化。
セリーヌの不運が、敵の魔法陣を“ズレさせる”要因に。
ミラ姉さんは、敵を片手で叩きつけて3人一掃(※試合後即爆睡)。
観客「……全部、“偶然”で説明がついてしまうのが怖すぎる」
実況「これは、偶然を超えた《現象》です……!!」
そして――ユウトがフィニッシュブローを放つ。
「俺たちは、選ばれなかった。でも、その分……全部拾ってきた!!」
手に握ったパンが、敵のリーダーが隠し持っていた魔核(反則アイテム)を直撃→爆発→失格。
「試合終了!! 勝者――チーム《強運》!!」
「王都杯、優勝ッッ!! そして《アルカナ・グランフェス》、堂々の大本命ッ!!」
アリシア「……本当に、奇跡の人ね」
セリーヌ「……あんた、最高にバカで最高にカッコいいわよ」
ミラ「Zzz……パン……筋肉……Zzz」




