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番外編:小ネタ
小説形式にするほどでもない会話
小ネタその1:家事
「西に行くのはいいけど、わたし、家事能力がないから、そのあたりどうしよう?」
「家事、っつーと」
「掃除、洗濯、炊事。簡単な掃除とお茶を煎れるのはできるけど、あとは無理」
「貴族令嬢っていうのは、そういうものらしいな」
「そもそも西で東……開拓地くらいの生活ができるものなの?」
「人族は少ないが、代わりに器用な連中がいるから、分担すればできるはずだ」
「そっか。頑張って覚えようとは思うけど……」
「無理しなくていい。お前の仕事は別に頼みたいからな」
小ネタその2:西の王に謁見
「はじめまして、セレと申しますー、以後、お見知りおきをー」
「ああ、歓迎する。あなたには治療院と、東大陸の常識を教える講師をお願いしたい」
「構いませんけど、わたしの情報は、東大陸の人族そのものではありませんよー?」
「ああ、それでいい。主観が入らず情報だけを伝えてもらいたい。そこから踏み込むかは、聞いたものにまかせたいから」
「そういうことでしたら、承りますー」
「どうだった? 西の王は」
「普通の骨でしたー」
「……そうか。お前らしい感想で安心した」
本編と番外編、これにて終了です。
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