表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神のいない世界にようこそ  作者: トキワ
第1章   反逆の始まり
7/14

7話  強者

僕らは全速力で走っていると,森林を抜けた。





「見えた!あれ!」





前を見ると,遺跡のような大きい建物が姿を現した。





「一度、仲間と合流ですか?」





「いや,見た感じみんなは外にはいない。このまま中に突っ込む。」






「わかりました。」







・・変わったな、、、





さっきまでとは違う目をしているユウを見て、私はそう思う。





たぶん自分のなかで決意が固まったのかな。





「しっかり私の後ろについて来てね。」



「はい!」









武具錬成【クリエイト】、、、   暗殺者アサシン





イルは、黒いマフラーを首に巻いた。





それを見て、以前、クリスと実戦が終わった後にした会話を思い出す。








「クリスはイルと戦ったことあるの?」




クリスに負けたあと,僕はクリスに聞いた。




「あぁ、あるぜ。通算成績は,俺の13戦 1勝 12敗だ。」





「え?マジで?」





「あぁ。大マジさ。」





「イルって強いんだなぁ。」




「強いなんてもんじゃねぇよ。あいつはこのチーム(next)最強だからな。」





「一番強いの!?」






「そうさ。1番だ。強さの理由。知りたいだろ。」





「もちろん!」




僕がそう答えると,クリスは嬉しそうに話し始めた。




「まず,あいつは武具錬成【クリエイト】がとにかく早い。

俺は6秒は掛かるのに、あいつは1秒くらいだ。

次に、天賦の才能【ギフト】が強い。あいつの天賦の才能【ギフト】、暗黒粒子は,攻防共に優れてる。使い勝手がいい。



あとは,魔力量が多いとか,そもそも体術が強いとか,色々あるけど,1番は、、、、」




「1番は、、、?」





「内緒だ。」





「えぇ〜〜。なんだよそれ。気になるじゃん!」





「こう言うのは,本人に聞くべきだろ。」






「ゔ、確かに。」











クリスが言ってた、イルは強いと。





・・僕も役に立つんだ。




「行くよ。」





「はい!」





遺跡の中に入ると、視界が途端に悪くなった。





・・暗い、、、見えにくい。





「やっぱり。みんなはこの中にいる。」





イルが目をやったところに僕も目を向けると,銃を持った黒い服の奴らが何人も倒れていた。




「こいつらは、教団の下っ端だろう。この戦いの痕は,ソウのものだ。」





「他のメンバーの人ですか。」





「うん。先を急ごう。」






この遺跡に入ってから、結構進んだけど、まだ特に何もない。





ところどころに教団のやつが倒れてるだけだ。





「もう少しで奥に入る。気を引き締めて。」





もう既に開いている大きな扉を抜けると,今度は,光がさしてきた。





・・眩しい、、、






パアッッン!       シュルルル!







扉を通った途端に、そんな音がした。





「あれ?防がれちゃた?」





銃をこっちに向けた男が困ったように言った。





イルを見ると,周りに黒いオーラを纏っている。






銃の弾を防いでくれたようだ。





「誰?」





イルは、僕を守るようにして聞いた。





「いや,あんたこそ誰よ?」




そう言いながら、男は,銃を捨てて頭を掻く。






「ハァ。喋るのが面倒臭い。やっぱ、こんなものじゃダメか。」






男は,右手を少し上げる。





・・なんだ、、、 武具錬成【クリエイト】か?






いや,違う。






解放【リリース】、、、、 水神【ヤマタノオロチ】





男は、魔力の箱を作らずに、水色の剣を出した。





「な!」





イルは急に驚いて,僕を後ろに突き飛ばして、





「捕まってる人達を探して、解放して。ここは,私がやる!」





そう叫んだ。





「任せてください!」




僕は、急いで来た道を引き返した。イルのことが心配だけど,イルは、僕がいない方が戦えると判断した。なら僕は他にやれることをやるだけだ。





・・そうだ,,,僕は足手まといをしに来たわけじゃない!






考えろ! 集中だ、集中!





さっきの部屋でこの遺跡は行き止まりだった。

でも誰とも出会わなかった。




つまり,来た道のどこかで何かを見落としてるはず。





探せ!早く!





僕は、走りながら辺りを見回す。





・・もう暗さには目が慣れた。さっきよりも見える。






すると,不自然に人が誰も倒れていない場所を見つけた。





・・周りは大体人が倒れているのに。ここだけ人がいない。ってことは、ここに何かがある。




壁を叩いてみる、、、




反応なし。





なら,地面は?





地面を何回か踏んでみる、、、





これも反応なし。





これならどうだ?




壁と地面に同時に衝撃を与える。





ガゴン






すると,立っていた地面が回転した。






そして。体が下に落ちる。






よし。ここからだ。





僕は落ちながら気を引き締めた。







・・捕まった人達を助ける。それが僕のやるべきこと。やりたいこと。





下から光が見えた。もう少しで着く。







よし。やるぞ。

























評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ