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繋がる指輪⑭
『結局…何だったんだあの3人組』
『何だろうね…もうどっかいったしいいんじゃない?』
『そうだな。――あと,セリーゼは何処に行った?』
辺りを見回すがいない。
『完全に忘れてたなぁ。けっこう訳アリな感じだったよね。』
『あぁ。巻き込むだけ巻き込みやがって…』
『…市街地に戻りたいね。空間転移の魔法解けるかなぁ』
サリアは溜め息をもらす。シンラスは大きく欠伸をし,伸びをした。
『ねぇシンラス,どうしようか?』
問い掛けたその時…
『ちょっと待ていッ!!』
ガルディスとセルビアが小走りで2人の元へ駆け付けてきた。
『わたくしがいるのにッ!!』
『酷いな君たちッ!!』
何かテンション高い2人組をシンラスは怠そうに見た。
『おま…』
『お前ではない!ガルディスだ。そしてこちらはセルビア嬢』
満面の笑みの2人組。
『いや…だいぶ前に聞いた。…で,何だよ』




