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Dimension World  作者: M&T
第二章・繋がる指輪~Bright Red that Defends and Attacked Red~
31/34

繋がる指輪⑬

爆発音が轟いた。



粉塵が辺りを舞う。





『何…?』


『フェルッ!?』


『大丈夫…フェルは…無事…』



粉塵は徐々に消し去り,人影が見えた。


『あら…私の魔法が破られるなんて』


『セルビア嬢のアレ食らって大丈夫な奴久しぶりだな』



フェルリアが立っている。


『薔薇の花弁が欝陶しくて頭が痛い』


『薬ならありましてよ』


セルビアは一輪の薔薇を放つ。

フェルリアの頬を掠め,僅かに血が滲んだ。


『此処からが本番だろう?』


フェルリアが剣を構え直そうとした時,電子音が鳴り響いた。耳に手を当てる。


『…何だお前か。今頼まれているモノを…あぁ!?もう良い?…わかった』


セレナとベルルが歩み寄る。


『今の局長からか?』


『あぁ。一端戻ってこいだと』


『指輪…と銃…』


『奴が戻れというんならもういいだろう。――帰ろう』





『何の話だろ…』


『…とりあえず武器は狙われないみたいだな』





セレナはくるりと向き直ると,


『騒がせたなぁー!!また遊ぼうぜーッ』


と叫び,三人は一瞬にして消え失せた。



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