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吐出口  作者: 鈴木
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毎年よく実をつけるよねこれ(生態をぐぐってみてちょっと)。【植物+】

 昨日は燃えるゴミをステーションに出しに行ったついでに小鎌で草抜きをした。

 小鎌だけで。

 まあ、気分の問題だ。

 自宅の横と裏の庭だけにするつもりで、雨上がり、こっちは地面もふかふかだし小鎌だけでいいだろうと。

 長袖シャツの袖はアームバンドを嵌めて手首で搾り、ズボンの裾は靴下の中。念の為、虫除けネットつき麦わら帽子も被って、いざ。

 ……と表の庭へ足を踏み入れたら、いきなりその足許で何かが跳ねた。

 虫?

 と最初に思ったのは一昨日の草抜きでいたから。バッタかその系統。

 しかし、昨日はサイズは虫でもアマガエルだった。

 ちっさ(ヘタすると一昨日の虫より小さい)。まだ若い? 直ぐに草ぼうぼうなガクアジサイの根元へ飛び込んで見えなくなった。

 気を取り直して、そこから草抜き。

 手前から順番に奥の方へ。

 その途中、丁度中ほどで異様に艶々ご立派な葉を360度に広げている割と丈の高い植物があるなあ、と首を捻ればマムシグサだった。

 え、なんで今?

 艶々なのは雨水に塗れていたからだが、それにしてもワックスを掛けているみたいで異様。

 で、その中心には例のトウモロコシみたいな緑色の実。

 益々異様。

 マムシグサの実がつく頃って形の悪い葉が無秩序についているか萎れているか枯れているか、そういう印象しかなかった。

 部屋へ戻ってからUSBメモリー内の写真でも確認したが、大体そんなもん。

 それが、なんかこう、すっくと真っ直ぐに立って、形良く萎れもないピンッと伸びた葉が綺麗に並んでいる。

 うーん。上手く育てばこうなるってこと?

 折角なんで写真を撮っておいた(後で)。

 そこから裏庭へ回って、もう、抜くのは家に近い場所だけで後は梅雨後に除草剤!と諦めつつ隣家の庭へ出て、玄関へ向かって歩いていたらまたしてもアマガエル。

 大きさは初めに見た個体と同じくらい小さかったが……まあ別でしょう。……多分。一匹しかいないってことはないだろうしなあ、ウチと隣家の庭。







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