"昔話" だからこそ好きに言えちゃう?【本】
『瘤取りじいさん』は藤の瘤の効果にばらつきがあることを後生に伝える為に作られた話である。
ていうのは本当?
図書館で借りた薬草の事典のフジの項に書かれていたのだ。
どきっぱり。
但し出典はなし。
一応ぐぐってもみたが、『瘤取りじいさん』と藤を結び付けているサイトに行きつけなかった。
ちなみにAI概要は完全否定。……まあこれの場合、抽出出来るサイトを見付けられなかったんだろうけど(「嘘」を書く余地さえなく)。
その本によると、藤の瘤は皮膚癌の形に似ているから癌に効く、と考えられて使ってみたところ実際に効果があったので生薬として使われるようになった、んだそうで(「癌に効く」てのはウィキにもあったな。皮膚癌とまではなかったが)、そこから「瘤のあるじいさん」キャラが出来上がったというわけだ。一人目のじいさんは瘤が取れて二人目は寧ろ増えた、が効果にばらつきがあることの表現? てことは鬼が藤の瘤? と思えば一人目のじいさんの想像物扱い(呆)。瘤が取れたのは潜り込んだ木の穴、の「木」がフジで、中が狭いからフジの蔓が顔に擦れてそこにあった瘤に汁がつき、そのおかげで取れたというのだ。赤鬼やら青鬼やらは狭い穴の中で一夜を過ごさなければならなかった苦労のせいでじいさんが想像したものだろうって。苦痛を紛らわせるための妄想?
にしても、本当に何処出典? 『宇治拾遺物語』なんて明確なものじゃなくてもせめて語られている地方とか国とかは?
あんまりどきっぱり「作られた」と書かれているから、それなりの根拠があるんだ、と信じて良いものか。
出典『古事記』って、フジの薬効と使用方法の、であって『瘤取りじいさん』のじゃない、よなあ?
…………『古事記』にあんの?




