雪原の激突
吹雪が、山々の間で叫ぶかのように吹き荒れた。
空は雲に覆われ、雲は荒々しく踊っていた。
だがこの混沌の只中に……立っているのは二人だけだった。
オズミとテンジ。二人の顔には、わずかなためらいも宿っていなかった。
目に見えぬ一瞬のうちに、
二人は飛び出した!
ドォォォン!!
二つの拳が真ん中でぶつかり、
円形の衝撃波が生まれて、周囲の雪を引き裂き、
白い柱が空へと立ち上った!
一撃には一撃が返され……
一つ一つの動きには、計算された反応が応える……
蹴り、拳、回避……
二人の闘いは、神々の精密さで綴られた死の舞踏のようだった。
テンジは高く跳び上がり、体を回転させながら、赤いエネルギーを纏った足で急降下した。
オズミは腕でそれを受け止め、
雪の輪が周囲で爆発し、彼を数秒間、地面の中に埋めた。
だが一瞬のうちに、
オズミは氷の下から槍のように飛び出し、
胸を狙った拳を放った――
テンジは片手でそれを止めたが、
その足元の地面はひび割れ、揺れた!
雪は波のように飛び散り、
風は渦巻く嵐へと変わり、
二人は容赦なく出会い、拳を交わし続けた。
一回一回の衝突が火花を生み、
一回一回の回避が、二人の戦闘経験の深さを示していた。
テンジの赤い瞳、オズミの鋭い眼差し、
その両方が、決意の炎で輝いていた。
そして一瞬、
二人は数歩後退し、黙って息をついた。
その息は寒さの中で白く凝り、
服は部分的に破れ、顔にはかすり傷が残っていた……
だが、どちらも退かなかった。
それから……
テンジが少し微笑み、軽い調子で言った。
「この若者の体が、これほど強いとは思わなかった。」
オズミは答えた。その手がゆっくりと上がり、新たな戦闘の構えを取った。
「俺の方こそ、最初の一撃からお前を本気で相手にする必要があるとは思わなかった。」
そして二人は、再び突進した。
互角の戦いだった……
交わされる打撃、燃えるような視線、そして互いの鏡のように戦闘の技を極めた二つの体。
戦いは空の上で続いた。動かぬ雲の間で、背後の太陽が、二人の拳の奔流の周りに黄金の光輪を描きながら。
そして突然……すべてが止まった。
二人は再び、吹雪の只中の地上へと降り立った。
互いに向かい合って立ち、雪はゆっくりと周囲に降り積もり、風が二人のマントの裾を吹き荒らしていた。
テンジはオズミを見つめ、風の咆哮に断ち切られながらも、決然とした声で言った。
「自己紹介の時間は終わりだ……さあ、決着をつけよう。」
オズミは落ち着きと自信を込めて答えた。その口調は、冷たい刃のようだった。
「同感だ。」
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巻物の主、テンジは、静かに手を上げた……
すると、六つの巻物が彼の周囲に浮かび上がり、星の周りを巡る惑星のように空中で回転した。それぞれが異なる色に輝き、途方もないエネルギーで脈打っていた。
テンジは自信に満ちた笑みを浮かべて言った。
「見せてやろう……巻物の正しい使い方を。」
突然、彼は光と炎の二つの要素を重ね合わせ始めた……二つのエネルギーが瞬時に融合し、そこから、濃密で燃え盛る、炎と光の光線が生まれた。まるで純粋なプラズマのように。
光線は視認を超える速さで、オズミに向かってまっすぐ放たれた。
瞬きするうちに、オズミは刀を抜き、
それで攻撃を受け止めたが、光線の途方もないエネルギーは言葉にできなかった。
受け止めることには成功したものの、オズミは猛烈な勢いで山脈に叩きつけられ、攻撃の凄まじい圧力は、彼の体を押し潰しかねなかった。
激突の瞬間、
オズミは風の力を用い、背中に空気の盾を形成して、
衝撃を和らげた……それでも、その一撃は山全体を粉々にするに十分だった。
雪と埃の巨大な爆発が、墜落した場所から噴き上がり、
その余波は、遠くの街にまで及んだ……
そこでは、カイトとその仲間たちが、突然の厳しい寒さを感じた。
彼らは歩みを止め……視線を交わした。
空気は奇妙なエネルギーを帯びていた。何かが……始まったのだ。




