第一話の解説。本編(もらい物のバームクーヘン)を読んでから読んでください。
「もらい物のバームクーヘン」本編の解説です!
先に第一話を読んでください。
「もらい物のバームクーヘン」の裏話です。
バームクーヘンエンドという言葉を知って、「いいなあ」と思ったのが執筆のきっかけでした。
作中のバームクーヘンは、コヨーテの結婚式の引き出物。
ゆっちんは結婚式に招待されるくらいにはコヨーテと仲が良く、それだけに結婚を受け入れられませんでした。
語り手の「私」は事故によって記憶と感情の一部を失っているので、本名を覚えていないとか、「そんな気がする」という曖昧な表現が多いとか、ゆっちんの死に対して感情が動かないとか、といった状態になってます。
ゆっちんはもともと一人で死ぬつもりでした。つらかったらしいです。
そして最後に会いに行った相手は、たくさんいるはずの友人ではなく、弟である「私」でした。
私とゆっちんは同学年なので、双子かもしれません。
ちなみに、ゆっちんと「私」は趣味こそ似ていましたが、性格はかなり違ったようです。
本当は、自殺する前に家族の顔を見ておこうという、そんな計らいでした。最後のドライブも、長らく帰ってこなかった生まれ故郷を巡るため……ノスタルジーですね~。
その結果として事故が起こり、いや、ゆっちんが事故を起こし、「私」だけが生き残ります。
本文だけでもできる限り読めるように書いたつもりですが、分かりにくい部分も多かったと思うので、答え合わせとして置いておきます。
バームクーヘンエンドって、いいね。
何がいいのか、さっぱりだけど。
これくらいでいいかな。最も重要な部分は、ご想像にお任せします。
これは、悲恋の物語ではない。




