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第6話
「異世界転生って?」
「そのまま、言葉通りの意味だよ」
リスニー、一般人を迷わすようなことを言わないでほしい。
「ところで、大事な話があるんだけど」
世界君が真剣な表情を始めたから、何だろうとドキドキし始めた。
これは恋とかではなく、何かあるのだろうかという緊張と不安から来るドキドキだった。
「俺と付き合ってくれないか?」
いきなり、予想外の展開だった。
そもそも、出会って一日じゃない?
今日初めて会った人に、告白するとかあり?
「よかったね、日かる。
返事はどうするの?」
「その前によく知らない」
「その青い髪と、青い瞳。
そして、かわいさとかっこよさのギャップ。
だから、付き合ってくれないか?」
よくわからない。
わからないけど、返事は出さなきゃ。
「ありがとう。
カップルになろうね」
こうして、世界君と付き合うことになった。
はああ、黒幕探しどころじゃなくなったし、数年後には結婚することになった。
これで本当にいいのかな?
だけど、これはこれで最高に幸せ。




