倉庫にて
伸びきって、全くおいしく無い、カップラーメンを食べた後、俺は、再びログインしていた。
ログアウトは、遺跡前だったのにログインすると、広場にいた。どうやら、基本的にログインすると、ここに来るようだ。
俺今回の目的は、ゴブリンの里でレベル上げだ。レベル13のゴブリンなら、レベル23の俺で十分行けるはすだ。
とはいえ、俺は、優さんや、律ちゃんみたいな、PSがあるわけじゃない。これでも、様々なゲームをしてきたから、下手では、無いと信じたいが、甘く見ても中のPSしか、無いだろう。
なので、装備やアイテムで、なんとかしないといけない。
そのため、現在俺は、素材屋(様々な素材を売ったり買ったり出来る店)にいた。スライム狩りでインベントリに大漁に溜まったドロップアイテムを、換金して、ポーションなどにするためだ。
「よう、あんたも、買い取り希望か?」
店につくと、素材屋より、鍛治士にいそうな、ごつい体格のおじさんが、不満そうにカウンターに座っていた。
「そうだか、どこに置けばいい?、量が、多いからカウンターに乗り切らないかもしれない。」
だが、そんなことは、気にせず、買い取りを話しを進める。
「わかった、倉庫に案内するから、着いてこい。」
素材屋のおじさんは、そう言って席を立ち、店の奥に進んでいく。
俺も、それに着いていく。
案内されて、着いたぞ所は、解体場の様だった。
「この辺なら、大丈夫だろ?。」
「あっ、はい。」
俺は、インベントリからスライムボールを全て選択すると、床に出した。スライムボールは、山のように積み重なり、不安定なバランスを取る。
ここで、説明すると、スライムボールは、スーパーボールの様な、性質を持ちよく跳ねる。そんなものが、大量に不安定なバランスで積まれると、どうなるか、考えるまでもない。
当然の如く、どこかのバランスが崩れ全体的に崩壊し、高い所にあった物は、跳ねる。
俺と、素材屋のおじさんは、スライムボールによる攻撃を受ける。スライムボールは、一つ一つのダメージこそ少ないが、それでも数が数だ。俺の体力は、少しずつ減少していく。レベル23の俺でも、減少しているのだ。おじさんは、たまったものでは、ないはずだ。
俺は、何とかスライムボールをインベントリにしまえないか、いろいろと探し、範囲収納の機能という機能を見つけた。俺は範囲を倉庫に設定し、収納する。
すると、スライムボールによる痛みは消えた。目の前には、素材屋のおじさんが、所々怪我をしながらも、軽症ですんでいるようで、ひと安心だ。
しかし、安心したのもつかの間、アナウンスが流れた。
条件達成により、【星片:強奪】を獲得しました。
【星片:強奪】・・・敵の殺害後に、対象の所持アイテムから、ランダムで一つアイテムを得る。
条件達成により、称号〔原罪:強欲〕を獲得しました。
〔原罪:強欲〕・・・全てのプレイヤーの中で最初に、他者を害し、他者の所有物を得た者に、送られる称号。獲得アイテム数を一つプラスする。
カルマ値が一定を越えましたプレイヤーの性質に【悪】が追加されました。
プレイヤーの性質に【悪】が追加されたので、街から追放されます。
状況が、理解出来ないまま、俺は、森の中に立っていた。




