第7話 師匠の未来
ヴィンセントは毎日大きな木に行ったが、師匠に会うことはなかった。だが、ヴィンセントはいつかまた会えるかもしれない。そのときに前よりもっと上達して驚かしてやろうと思った。
ヴィンセントは雨天の魔法は大分上達し、少しだが雨を降らせることができるようになった。そこでヴィンセントは師匠が言っていたことを思い出し、星空の魔法に挑戦してみることにした。星空の魔法が1番難しい魔法と言われているためヴィンセントはできないかもしれない。そう思ってはいたが自分を信じろという師匠の言葉を信じてやってみた。本で調べると星空の魔法は「マンテイア」と言うらしい。ヴィンセントはマンテイアとそう口にした。すると、一瞬だが、大雨が降っいる情景が浮かんできた。これは、成功したのか?とヴィンセントは思っていたが次の日は大雨になった。ヴィンセントはさすがに今日は大きな木には行けないなと思い部屋のなかで本を読んで過ごした。次の日になると、昨日降っていた雨が嘘のように晴れていた。ヴィンセントは大きな木に向かった。だが師匠はいなかった。もう二度と会えないんじゃないか。そこでヴィンセントは決めた。星空の魔法を練習して師匠の未来を見ようと考えた。そこからヴィンセントは毎日のように星空の魔法を練習した。最初は一瞬しか未来を予言できなかったがどんどん上達していき、両親の未来を見ることに成功した。2人は今と何一つ変わらない顔をしていることと、自分への態度が今と変わっていないことが分かった。そんなことをしているともう暗くなっていることに気づいたヴィンセントは師匠の未来は明日見ようと思い今日は帰ることにした。ヴィンセントは寝る支度をすませ、ベッドに入り寝ようとしたが1つ気になったことがあった。今まで長い間師匠に会って話していたけど師匠のことについて自分はなにも知らないということに気づいたのだ。
ヴィンセントはなぜ師匠は自分のことを話してくれなかったのか気になったが明日のためにとりあえず今日は寝ようと思い、いつもより少し早めに寝た。
朝、起きて大きな木に向かい準備をすませてマンテイアと口にした。そして師匠の未来を見ようとしたが師匠の未来はなぜか一切見ることができなかった。
次の投稿は今週の金曜日になります。




