可愛い子
「そっかじゃあお祖母様も私の事を聞いてはいたのね。お祖母様は何者なの?」
「私の家系は女子は皆んな巫女になるんです。お婆ちゃんも当然巫女で、亡くなった母の代わりに育ててくれました。」
「神職の家系ねぇ。とりあえずこの珠預かっても良いかしら?石の元素を調べてみるわ。私にも関係ある事だし、恩もあるからお金は要らないからね。九瑠璃ちゃんは知ってるの?」
「言って無いです。言わなくて済むならそうしたいのですが、、、」
「了解。私も秘密裏に動くわ。でコレが光る時何の予兆とか既に起きてるとかきいてるの?」
「坂木家にとって良くない事であり、世界的に異変が起こるという事だったと思います」
此処に来るまでに結衣は頭を整理していた。
「世界的にねぇ範囲が大き過ぎて焦点を合わすのは容易じゃなさそうね」
「お婆ちゃんのニュアンス的に生き物関係だと思います。」
「まぁとりあえず知り合いに石の成分調べて貰うわ。分かり次第また呼んでも良いかな?」
「勿論です。よろしくお願いします」
「今日もわざわざありがとう。少しワクワクするわね。不純と言われそうだけど、、」
「お忙しい中時間を作って頂きありがとうございます。また九瑠璃を連れて来ますのでその時はまたよろしくお願いします」
「うん。勿論。九瑠璃ちゃん元気になってると良いなぁ」
「彼氏のおかげで大分気が紛れてるみたいで、元々盲目な所もあるのですぐ元気になると思います。」
「それならよかったわ。九瑠璃ちゃんの話も聞けて良かった。今度は九瑠璃ちゃんを二人で守りましょ。結衣ちゃんも私の事に関わってずっと苦労してそうだけど」
「九瑠璃を見て心配してましたが、まともな行動は何もしてないですよ」
「そっか。その気持ちわかる気がする。あの子ホント可愛いわ。それじゃあね」
「はい」
エレベーターに乗り一階へと向かうのは結衣だけだった。




