不器用
今日は結衣と九瑠璃が一緒に登校する日であり、二人はご飯後少し休んで、授業の準備をし家を出た。
学校に着くまで廻子さんの事を深掘りするか迷ったがやめた。
相手が九瑠璃とは言え行き帰りにする様な話ではない。。
九瑠璃は学校に着くと思い出した様で、今日も遅くなると言ってきた。
もう私には問いただすタイミングは無かった。
九瑠璃は笑って教室へ向かって行った。
授業が終わるまで柄にもなくそわそわする結衣。
九瑠璃が少しづつ変わっていっているのを感じながらも、私は彼女に対して対応をあまり変えてない。
もう私も変わらなければならないかも知れない。
私のためにも九瑠璃の為にもその時はきている気がする。
何をどう変えるのか考えるなか私も不器用だなと思うのだった。
そんな結論を持って授業は終わり、結衣はまだ九瑠璃のいないだろうアパートへと帰るのだった。
今日のご飯は時間もあるし揚げ物でもしようかな。
その為にイーヴァさんに小麦粉を分けてもらった。
イーヴァさんはイギリス出身のため、小麦粉はよく使う故必要な時に分けて貰っている
明日は二人とも授業が無いから、お昼も食べる事を想定して、トンカツと唐揚げ後かき揚げでもしようかな。
楽しみになってきた。
私も表面に出やすい人間だったわ。
九瑠璃が今日こそ満足して帰ってくる事を期待して、私は今は待つしかない。
今日も奮発して豚ヒレ肉を買う。
九瑠璃はお肉好きだからなぁ。
パン粉は食パンを刻んで使おうかな。
結衣は考えるのを止める様に揚げ物作りに励むのだった。。




