満足
まずはスープ。
タマネギを包丁で切り、水と鶏ガラスープの元を入れた鍋に入れる
後は煮たたせ、缶詰のコーンを入れれば完成。九瑠璃は言われた通り卵かけご飯を作り、ハムをなんとなく切る
グリンピースとエンドウをチンしてる間に、フライパンに油をしき炒め始める。
グリンピースとエンドウが解凍されたところでグリンピースの水を切る様に結衣から指示があり、言う通りにする。
そのまま二つともそれぞれ突っ込んで良いとのことだったので、そのまま混ぜ合わせチャーハンも中華スープも完成した。
「結衣できたよ」
「ありがとう。やろうと思えば案外できるじゃん」
「ふふふ。さぁ食べよう」
「スープ薄そうだけど味見した?」
「してない、、、」
「じゃあスープ味見で調整して、もう一回やってみて」
「はーい」
結衣はいつもの席に座り直し九瑠璃を待つ。
九瑠璃は何度か鶏ガラスープを入れて調整する。
味はわかるタイプなのでこれぐらいはできるだろうと思う結衣であった。
今度こそ終わった様で九瑠璃は結衣にチェックをお願いしてきた。
ガスの元栓を確認して閉める。九瑠璃はなんのことかわかっていない様だが、また今度にしよう。
今日は一人で大体出来たというのが何よりの収穫である。
食卓は賑やかにでも確かに日は沈み、窓の外が見えなくなっていく。
ふりっ切ったと言えば良いだろうか?
九瑠璃は何処か満足そうにしている。