曖昧
「結衣氏。タオルありがとう」
気丈そうにふざけてみる九瑠璃
「私はオタじゃない!」
「私が導いて差し上げようか?」
「また適当な事言ってー」
「ご飯作る?」
「ちょっとは休憩したら?疲れてるんじゃない?
その様子だと今日もお百度参り行ってきたんでしょ?」
「うん。そうだよー。まぁ良いか少し休む」
「雨の日だから止めとけば良かったのに、、」
「私の思いはとめられない!!」
「声でかいって。。。お昼はちゃんと食べたの?」
「もちのろんですよ」
「なら良かった。ツナ缶はサラダ用?」
「もちのろんです」
「まぁ良いわ。朝パンに乗っけたりしますかねぇ」
「ツナ美味しいよね!」
「だから声でかいって、卵とじとかも良いかもね」
「それ美味しそう。今日の夜食にしよ?」
「了解」
話してる感じだと少しは気が晴れたのかもしれない、、、
まぁ最近の九瑠璃は表情から読めないこともある
直接的ではあるが聞いてみる。
「まだお百度参り続けるの?それともスッキリした?」
「もうちょっとやってみる!」
「そっか明日も雨だから無理しちゃダメよ。風邪引いたら諸々出来なくなるんだからね」
「風邪引いてもやるもん!」
「もー」
「結衣だって風邪引いても家事してくれたじゃん」
「それとこれとは違うのよぉ。。。」
「九瑠璃からしてみれば一緒だもん。」
こういう時は止めてもダメなんだよなぁ。。と思う結衣。
少し間を置いて返す
「勉強もちゃんとやりなよ」
「うん。じゃあちょっと寝転ぶ」
「勉強は?」
「た、単語帳見ながら、、、」
「何の単語よ?」
「軽い英語!!」
「声で誤魔化すな。この参考書でも読んでなさい」
「はーい。」
「かなり疲れてるんじゃない。。拘りがあるのは良いけれど、自分の事でも無いんだし実感ないだろうけれど案外叶ってるかもよ?」
「叶ってるかどうか知るにはどうしたら良いと思う?」
「そんなの分かるわけないでしょ。自分の事でも曖昧なものなんだから、、」




