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濡れ

5円玉を入れた袋を開けて、雨が少し降ってきている為カッパ姿でお百度参りを開始する。

翔音ばあちゃんの事を思い出しながら、、、でも自分がなろうとしている大人として、この問題の解決を考える

廻子さんが今何を考えているのかも分からずに、九瑠璃は勝手に役を得ようとする。

少しずつ濡れながら、でも進む足は一途にそして一重に留まらない。。。

ここまできて自己満足だなんて一つかけらも思わない九瑠璃

今日もお百度参りを済ませたものの、天気通り曇天の九瑠璃の心

「鶏もも肉!!」

境内を抜ける時に思い出し、思わず声を上げる九瑠璃

周りから熱い、、、いや冷たい視線を感じる

髪も少し濡れているが、結衣に怒られるよりはましだ。買いに行こう。

結衣に失望されたく無い。。。

髪を濡らしたまま電車に乗り、結衣と良く行くアパートから近いスーパーに向かい、鶏もも肉とサラダ用の野菜を購入する

野菜はレタスとアボカドと、、、ツナ缶を足した。

こっそりツナ缶を入れてみた!怒られるかな?

アパートに到着するとやはり結衣は帰っていた。

「ただいまぁ」

「おかえり。もぅ雨なんだからあんまり外ぶらついちゃダメよ。。。お風呂入ってきて!」

「はーい。お買い物してきたよ」

「ありがとう。そこ置いといて、片付ける」

シャワーを浴びる九瑠璃

結衣は野菜ともも肉の状態を確認して、冷蔵庫に入れる。

九瑠璃がバスタオルを持って行って無い事に気づきお風呂場に持っていき、いつもの場所に座り直す。

暫くして九瑠璃が風呂場から出てきた。

九瑠璃のシャワー中に色々考えたものの、結衣は九瑠璃に怒れなかった。。。

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