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カッパ

九瑠璃は授業も終わり学食に来ていた。

一番早く出来上がるラーメンとカレーからカレーを頼み、その間にペットボトルのお茶をガブガブと飲んでいた。

残っていたお茶の半分を飲んだ所でカレーができた様で、席につき体温の熱さも天候の暑さも感じながら黙々と食べる。

昨日また5円玉を銀行を周り両替してもらった。

銀行に行くとなかなか会えていない母のことを思い出して辛い

九瑠璃と結衣たちの生活は九瑠璃は母に仕送りをしてもらっていたし、結衣は兄からお金を借りる形で勉強に専念していた。

複数の銀行を回った事から分かる様にこれから暫くするつもりなのである。

九瑠璃自身の整理が着くまでやれば良いと結衣は言ってくれるんじゃないかな?

まぁ最近は家でいる時間しかお互い一緒じゃないけれど、、、

昼から雨予報だったから早くしなきゃ、、

カッパを買っといた方がいいなかなぁ?なんて思案する九瑠璃

九瑠璃にしては上出来である

何処に売ってるんだろ?

遠い目になっていた所によく見た背中があった。

盾子に聞いてみようかな

「盾子ちゃんカッパって何処で売ってるかな?」

「急にどうしたの?妖怪の方なら、絵ならあるんじゃない?」

「雨具の方だよー。てかカッパが描いた絵が有るなんて知らなかった!!」

「雨具の方なら長君が貸してくれるんじゃない?

むしろ送って貰ったら?」

何だか笑っている盾子ちゃん

「一人で行かなきゃいけない所が有って、、、」

「仕方ないなぁ。コンビニ、スーパーとかどこでも売ってると思うよ」

「ありがとう。で絵は何処で観れるの?」

「絵ねぇ。その話は無かった事にしといて。。」

「ずるーい」

「困ったらまず長君に連絡だよ」

「はーい」

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