配合剤の中身って気にしてます?
今日の患者さんに、頭がいたいという人がいた。
話しているうちに風邪薬も欲しいと言い出した。
風邪の症状を聞くと、咳も鼻水もなく喉もいたくない。頭がいたいので風邪薬を飲むと痛みが軽減するのでほしいそうだ。
風邪薬の種類を減らすか聞くと、何時もの風邪薬がほしい。抗生物質は要らないとのこと。
藪はもちろん快諾した。
見てみると、頭痛薬としてSG配合顆粒に加えて何時もの風邪薬セットを処方されてきた。風邪薬としてピーエイ、喉のためのアンブロキソール、炎症を押さえる為の薬2種類、咳止めの配合剤である。
症状もないのに出す量ではないと思うし、SGとピーエイは作用が被りまくっている。
本人も風邪薬で頭痛が少し和らぐと言っており、どれも1日3回なので同時に飲むのはほぼ間違いない様子。
すったもんだの末に藪を説得し、ピーエイだけが処方された。
これが正解かはわからないが、ピーエイと咳止めには抗ヒスタミン薬が入っており単品でも抗ヒスタミン薬が含まれる何時もの風邪薬セットは出しすぎだと思う。
他には、風邪で診察中に製薬会社から勉強会について電話があった。
ちょっと待ってくださいと患者さんに言うと
「今度~日にある血液のガンに関する勉強会なんですけど、あれってクローズド(専門家のみのことか?)ですかね?(自分が参加しても)大丈夫?ならよろしくお願いします。」
「タクシーチケットが間に合わないなら、当日現地で受け取れればいつも使っているタクシー会社は処理してくれますよ。領収書を書いてもらうと後で(自分が)面倒でしょう?」
「どこでこの会のことを聞いたか?別の勉強会(県庁所在地で開催)で友人から今度こんな勉強会がこっちであるから参加出来るなら来たらと言われたんです。」
などなど、目の前で座って待っている患者さん放置で繰り広げられる下らない会話。
具合が悪いのに、緊急性の無さそうな会話で長い間待たされた患者さんには大変申し訳ないと思う。
何度もいっていますが、こんな学ぶ気のない医者にも与えられる研修単位にどれだけの意味があるのだろうか?
藪のカレンダーを見る限り、一日に4つも書き込まれていたりするこの状況はおかしいのではないかと思う。
今月も藪は今の段階で15日も勉強会の予定を入れている。
日が被ると優先させるためほとんどが県庁所在地で行われるものにいくことを考えると、往復3万以上なので30万以上は藪に浪費されているお金があると言うことである。
一年だと少なく見積もっても300万以上は使われている。
藪にも勉強会を教えあう仲間がいることからこんな医者は一人ではない。
また、他の県にもいるだろうからいったいいくら医者の交通費にお金が使われているのだろうか?
また、食事会の料金や会場代金まで入れればかなりの金額になると思う。
製薬会社が成り立つためにはこの代金も薬の代金に含まれている。
医療費削減にはこの辺りの経費についてはもっと考えることが必要ではないだろうか?




