第三百五十三章〜引き続き玲子からの脅し
書かせていただきました。玲子からの電話は、ひたすら地獄のようであった。果たして翔子は、それを、きり抜けることは可能なのでしょうか?お読みになっていただけましたら幸いです。
「だって、そうでしょうに。いきなりへらへら笑っていて…」
翔子は、キレかけた。ところが、そんなことはお構いなしのようだった。
『あはは。幸司君、だったかしら?大変なようね。手術、うまくいきそう?』
翔子は驚き過ぎて声も出なかった。
━━なんてこと?何故彼女がそれを知っているの?何処から見ていたの?何処でそんな情報を得ていているの?
翔子は混乱した。
幸司の現状を知っているのなんて、翔子と幸司と克典と担任教師、それと病院関係者だけの筈ではないか?それ以外には、幸司の同級生だとか、他の教員だとか……。
待てよ━━。ならばそれらの関係者から情報を得たということはあるまいか?
ないとは言えない。
例えば……。克典の……。
浮気相手?まさか!克典の浮気相手の女がわたしに嫉妬してこんな嫌がらせを、企んだというのもあり得ないお話ではない。女とはそういうものだ。あるいは……。お金に困った教員のひとりが玲子で、ひたすらお金目当ての犯行だとか…。どれも可能性がありそうだから、翔子には、たまったものではなかった。
━━少なくともわたしは、他人から恨まれるようなことをした憶えはないわ。もしそうなら、それだけは救いだったかもしれない。
お読みになっていただきました 誠にありがとうございました。




