第三百四十六章〜円山町にて。
書かせていただきました。持っていて申し訳ございません。濡れ場ですが、R18作品では御座いませんので、控えめな表現に統一しています。昨日ほど長い申し上げます。
平井聡にとっては、女性としての経験は初めてとは言えなかったけれど、気持ち的には初めてのようなものだった。実際、克典を除けば初めてであったし。一方、高木翔子は歴戦の勇士のようなものであるようだった。それは、平井聡が自身の身をもって確信出来ることだった。
また一方で、副島満は経験が豊富であった。
そのテクニックは、繊細かつダイナミックであり、翔子を弄んで絶叫させた。
彼は行為中に何か語りかけてくるようなタイプのセックスはしないようだったが、代わりに指先が語りかけてくるようだった。
彼の指先は ホットポイントを鋭く 探り当てた。そこを刺激されるたびに翔子は絶叫し、嬉し涙を流した。
時間的にも長い体験だった。副島の持続力は驚異的だった。彼女はかなり長い間、愉悦に酔った気がした。
とうとう、
「もうだめ……」
と彼女が漏らした数秒後に副島も射精をした。
勿論、ゴムは着けていたが、不安が、全くない訳でもなかった。それでももうどうでもいい 彼を信じよう━━。
と、平井聡=高木翔子は心に決めていた。
二人でシャワーを浴びる頃には、二人の仲は睦まじいものになっていた。
万が一、知人に見られた時に少しでも困らないようにと、ふたりは別々にホテルのエントランスを出た。外の世界は正午過ぎていたが、まだ充分に明るかった。それが翔子の背徳感をさらに増長させた。
彼は結局、一万円札を、5枚も翔子に渡した。翔子にとっては破格のものだ。
彼女は満足して慌てて帰路に着いた。心臓はまだ高鳴っていた。また逢いたい━━。
心の底からそう思った。
おやめになっていただきまして誠にありがとうございました。まだまだ書きます。よろしくお願い申し上げます。




