第百九十二章〜平井 投資そして職業
おはようございます。朝もはよからありがとうございます。書かせていただきました。投稿します。平井の陰謀 企みは今のとこ 成功しているかのように見えます。これからどのように展開していくのでしょうか?私も楽しみいただけましたのなら幸せです。
━━生活するにはやはりそれなりの資金が必要だ。
ボロ儲けしている金は、ほぼ全てを株式に替えてあった。それも日経平均に株価が反映されるような比較的安全とされる優良株ばかりに、だ。
彼は自分に、一級入れ替わり師という肩書きをつけた。入れ替わりの能力を使える人間はおそらく日に日に増えている。少なくとも、平井が入れ替わってあげた人々はその入れ替わり能力を引き継いでいる。その能力者は、始めと比べれば 級数 的に増殖しているはずであった。だからこの起業メソッドも、知れ渡り、すぐに市場はレッドオーシャンとなるだろう。
このままでは、入れ替わりは誰でもが使えるデフォルトの能力になってしまうかもしれない。そうなったら、平井だけがもう消しているというわけにはいかなくなってくるだろう。この商売には期限がある。期限が来る前に 稼げるだけ稼いでしまうしかない。そして、株価が順調に上がってくれれば 一生安泰だ。
━━平井はこんな風に人生を設計していた。思えば最初の入れ替わりが懐かしい。あれが全ての始まりだったのだ。
ドアがノックされ、予約した女性と思われる一人のおしゃれな女性が入ってきた。手には、ヴィトンのボストンバッグ、『スピーディ』を下げていた。
中には 札束が入っているのであろうか?そんな気がした。
「ご予約の世良麗華さんですね?」
平井が事務的に訊いた。
麗華は、はいと小さく応え、センターテーブルを挟んで平井の向かいに座った。そして ヴィトンのボストンバッグをテーブルの上に置いた。
「お金の方はきっちり 用意させていただきました。お預かり くださいませ」
彼女の口調は穏やかであった。
━━この女と入れ替わるならいい。上物の女だ。
平井は満足した。
麗華は、いわゆるLGBTのトランスジェンダーであり、FTМだと既にに聞かされていた。
彼女は男性としての 性自認を持っており、要するに男性になりたいのだと言う。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございます。本日も1日よろしくお願い申し上げます




