第百五十三章〜再び
書かせていただきますりなんか この場面が長いような気もします。こんなんでいいんでしょうか?お楽しみいただけましたら嬉しいです。お読みになってみてあげてくださいませ。
男は、毛髪も薄く成りかけているようで、頭に掌を軽く置いて隠そうとしているのか、あまとすると無駄な努力を続けていた。また、黒く見えるジャケットを羽織っていた。蘭馬はそれをジョルジオ・アルマーニだとみた。イタリアの高級ブランドだ。ならば 富裕層 なのであろうか。交渉のし甲斐があるというもの。男が指で3の数字を示した。
━━え?わたしで?やっぱお金持ちじゃん。蘭馬は反射的にOKサインを出していた。
しかし、彼はここで肝心なことを忘れていたのである。失敗からの教訓から学び取ったことであったのだが。
横になって2人で歩いていると、蘭馬の腕は自然と男の腕に回った。プライバシーの問題から,嫌がられるかと思ったが、案外まんざらでもなさそうな顔をしていたので安心した。
蘭馬は何を話せばいいのか分からなかったたので、当たり障りなくいこうとした。
「あの…。わたしは蘭子です。お客様は?差し支えなければ、ですけれど。ニックネームで結構です。今夜だけの」
もちろん蘭馬の名乗ったのも仮名であった。
「あはは。なんだか初々しいね。いつもは見ない顔だけど?やたしのことは忍と呼べばいい。忍者のニンてましのぶだ」
「はい。てまはそう呼ばせていただきます。お客様が私を見ないこは、わたしがここへ来るのが初めてだからだと思います」
嘘を言った。が、忍と名乗った男は笑ってくれた。
ホテルはすぐ近くにある格安ラブホを選んだ。単に距離が一番近かったからであるが。
ここでもやはり、蘭馬は大事なことを忘れていた。彼は今の状況だけで緊張しているのである。しっかりとお仕事をしなければならないのだこら。しのぶが部屋を選び、2人はエレベーターに乗った。
ケージの中でしのぶは、蘭馬の尻を撫でてきた。
「いやん」
拒否しているようなしてないような言葉を蘭馬は吐いた。演技ではなかったが、どこか芝居地味て聞こえた。
お読みになっていただけまして 誠にありがとうございましたり




