第百五十四章〜ジャグジーバスからあがると…
おはようございます 書かせていただきました。山の調子が悪いです。またまたハプニング?俺の葛藤の始まりです。今度こそか 彼のお仕事はうまくいくのでしょうか?楽しみいただけましたら幸いです。
エレベーターが目的階に着くと同時に蘭馬は忘れていた大事なことを思い出した。しかし もう遅いような気がしてならないのだった。実際にホテルに入ってしまった後だし、料金 だって払ってある。それも、忍のお財布から。
━━今更そんなことは言えないだろな。そんなことを言ってご機嫌て 損ねられたら、一巻の終わりだ。嫌われたら、再度寒空の下に立たなければならないし、ホテル代だってお返しなければならないだろう。そしたら大赤字だ。ここに来た意味がない。
「どうした蘭子ちゃん?」
肩を叩かれて我に返った。部屋の前だった。この前詐欺に遭ったみたいな失敗をしたくないばかりに、先払いでお金をいただくつもりでいた蘭馬であったが、これで結局その機会は失われることとなりそうだった。
━━まあいいや。ならば、せいぜい愉しむだけだ。この男がセッ〇スの上手い男であればいいのだけれど。まあでも、一般的に言ってアソコの、大きさも太さも、年齢とともに萎えていくものであろうから、余り期待はしていなかったのだが。
しのぶが蘭馬をベッドに導いた。蘭馬は自分が少し汗臭いと感じていた。だから、
「先にシャワーを浴びたい。」
とお強請りしてみた。こんな時にはどんな反応をされるのだろう。
「うひひ。生の汗の匂いが残ってるなんて却っていいぜ。もっと女の匂いを嗅がせておくれよ。風呂なんて入る必要はない。いいだろう?あー興奮するぜ。どうだ、わしの匂いも嗅ぐか?ひ、ひ、ひ、」的な変態チックな男は多いのだろうか?きっとそんなパターンだと思って居ると、
「いいよ。入ってきなさい。それとも一緒に入るかい?」
というような、ごく普通のタイプだったので蘭馬は安心した。
「それでは…。失礼致します」
と、バスルームに向かった。浴槽はジャグジーバスになっていて、彼はそれを使用した。ベッドルームでは、しのぶが何やら動き回っているようだった。
━━ふふふのふんふんくふうふりんりんふんふふん……。念入りに身体を洗った。もう完全に 汗の匂いがボディソープの香りに置き換わった頃、ようやく欄間はタオルで全身を拭いだした。
バスローブを着て、部屋に戻ると、ベッドの上でしのぶが大の字に寝ていびきをかいていた。
よく見れば、ベッド脇サイドテーブルに、瓶ビールの空き瓶が3つ転がっていた。
「成る程、飲んでしまったのね。待ちきれなくて」どうしよう?ここは無理やり起こすべきであろうか?でも気持ちよさそうに寝ていらっしゃる。無理に起こすのもどうかと思われるわ」
蘭馬は迷っていた。お財布からお金だけくすねて逃げるという手もないわけではあるまい。が、それは躊躇われた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書かせていただきます。眠いです。他よろしくお願い申し上げます。




