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第13回 デッドゾーン

自分の見る映画ジャンルとしては少し異色作な気がします。

たしか日曜洋画劇場で見たと思うんですが、作品の内容が強烈なインパクトだったんですよね。昔は各TV局も日本の劇場で公開していないであろう作品を放映してくれていたんだなぁと思う今日この頃です。

今回紹介させていただく作品は……


タイトルは「デッドゾーン」(1983年)制作。


主演はクリストファー・ウォーケン(007シリーズや「スリーピーホロウ」の首狩り(なし)騎士役に出演していました)。

物語をざっくり書けば「自動車事故で5年間昏睡状態にあった男性が目覚めたあとの悲劇」になると思います。


主人公ジョニーはニューイングランドで教師をしていたが、ある日自動車事故に巻き込まれて昏睡状態に陥る。ようやく目を覚ましたジョニーだが自分が5年間昏睡状態にあったこと、恋人のサラがすでに他の男性と結婚したいることを知らされてショックを受ける。


悲しむジョニーに、新たな異変が……昏睡から覚醒したことでふれた相手の現在・過去・未来を透視、予知することができようになっていたのだ。

(その気もないのに、うっかりふれた病院の看護師の家が火事になるとか、医師の生き別れになっていた母親の所在を透視。警察からの依頼で殺人犯の逮捕にも協力することになってしまった)


ジョニーは穏やかな生活を求めて実家を離れ、他の町で家庭教師として生活しはじめる。

そこでも教え子がアイスホッケーのゲーム中に事故死することを予知してしまい、教え子が試合に参加しないようにはたらきかけて死の危険から遠ざけることに成功する。

ジョニーは自分が予知した「未来」なら変えられるかもしれないことに気づいた。


しかし、彼は最大の障壁に直面することになる。

ジョニーの家の近くにある公園が地元政治家グレッグの演説会場になり、元恋人のサラも居合わせたことでジョニーも観衆に迷い込む。

そのときジョニーを支持者と勘違いしたグレッグが彼と握手をした瞬間、おそるべき将来が見えてしまい……それはジョニーはもちろん、全米、世界中の未来をも揺るがしかねないものだった。


ジョニーは未来のために何ができるかを必死で考えます。

なぜ不思議な透視能力を得たのが自分なのかも答えはありません。

ジョニーが決断は……


ここまで書いてから言ってしまうのは申し訳ないのですが、アンハッピーのような、これしかなかったんだろうと納得するしかないような結末です。

子供時代に見たので、結末に衝撃をうけました。昏睡状態で5年という月日を無駄にしてしまったジョニーにさらに自己犠牲を強いるのかと……翌日までひきずったなぁ。


だから、オススメかといえばちがう気がするし……「その映画見たことあるよ!」という方がいて、見た後の何とも言えない気持ちを共有できれば嬉しいです。


最近同じタイトルの海外ドラマが制作されているようですが、内容は映画とはちがっているらしいです。








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