3.歴史、文化を知り仕事に活用する。
誰にとっても、必要な勉強は3つあると最近の研修ではお話しています。それは、「実学」、「歴史」、「古典」の3つです。
まず、1つは、実学です。実学と言うのは「今、具体的にお金を稼ぐために、働くにあたり必要な知識のことです。」
税務関係の部署であれば、「まず、税金の徴収の仕方」、具体的に仕事で必要な知識をみにつけます。生活保護なら、「生活保護の受給のノウハウ」を学びます。
次は、法律としくみを学びます。「固定資産税なら、税金のしくみとどうやって、税金の法律、税金の歴史」です。そして、簿記や税理士などの関連資格を勉強します。これは、職場を辞めたときに、独立や転職に役に立ちます。人間、意味もなく勉強なんかできません。「職場の人間関係の悩みの相談が非常に多い」のですが、「いざとなれば転職すること。」もう1つは、「人間関係の悩みのない職場は、絶対にありません。」私も、対人関係の悩みは大量に抱えています。「悩みがない人間が、対人関係の相談の回答を出せません」。どう前向きに解決していくかだけです。
実学は、法律と経済が重要です。法律は、憲法からはじまり、地方税法や所得税法、関係部署の法律を、部署異動するたびに学びます。そして、最低でも行政書士、司法書士を取得しておけば、仕事を辞めても「行政関係」の事務代行で食べていけます。スキルアップでも、お金に換える仕組みがなければスキルアップになりません。公務員の場合は、昇進と転職がスキルアップです。今までの社会人の勉強本では、「昇進」だけを考えればよかったのですが、「財政破綻の可能性」や離職率の増加を考えると「転職」も社会人の勉強法の重要なテーマになると思います。職場を辞めて、別の企業で働けばよいのでしょうが、「資格」を1つでも多く持っていた方が転職を前提にするなら有利です。資格は自動車の免許と同じです。免許があっても自動車を運転しなければ活用できないように、司法書士も行政書士も弁護士も税理士も「経験がないと使えません。」
行政相手の事務仕事なら、「公務員」以上に有利な実務経験はありません。民間企業や大学生が資格を取るのと、公務員が資格を取るのは意味が違います。実務経験があって、資格を持っていれば、その資格で食べていけます。
経済と政治は、世の中の仕組みです。経済で、不況ならケインズ政策で公債を発行するために「特例公債発行法」を決めます。どういう法律を作るかを決めるのは経済です。そして、社会の移り変わりを観察する学問が経済ですから、経済学の知識がないと、おかしな法律を作ってしまいます。政治は、国際情勢も含まれますが、具体的に世の中がどのように動いているのか?ということです。
政治と経済を体系的に学ぶことで、職場の人間関係を改善したり、「昇進」に役立ちます。国際情勢や政治、経済、すべて人間が行っていることです。つまり、政治、経済、国際情勢を学ぶ、国際情勢を知るということは「人間を知り、広く人間観察をする」ということです。政治、経済、法律は一体で理解すべきでしょう。




