17.アメリカは成熟した民主主義国家ではない。
世間一般では、アメリカは、成熟した民主主義国家という大きな誤解があるようです。確かに、一部インテリに取っては成熟した民主主義国家かもしれません。しかし、実際は共和党と民主党の政策がほとんど同じであるように、ポピュラリズムで政治が行われていると考えてよいでしょう。大統領選挙では、各州ごとに世論調査が行われ、各陣営は大衆受けする政策やスピーチを行います。そもそも、黒人初の大統領であるオバマ大統領のキャッチフレーズは「チェンジ!」です。政策ではなく、キャッチフレーズで投票している国民が大多数でしょう。小泉純一郎元首相の「小泉の改革に力を」とか、ワンフレーズ政治、刺客の乱立の劇場型ワイドショー政治とアメリカも変わりません。
アメリカは、先進国中最も格差が激しく、湾岸戦争などの戦争遂行で大統領の支持率が上がるのです。日本の民主主義は未成熟だと批評されますが、ローマ共和制のように「パンと見世物の政治」がアメリカ民主主義ではないのでしょうか?
そもそも、成熟した民主主義国が存在するということが大きな幻想ではないのでしょうか?仮に、成熟した民主主義政治が行われるとすれば、選ぶ側の国民が政策を熟知し客観的に比較し、投票する必要があります。そのためには、国民全体が高いレベルの教育水準である必要があります。こうした条件を満たせる高い教育水準が国民全体に行われている国が存在しません。日本のお隣の韓国の大学等進学率は90%を超えるはずですが、日の丸を燃やす人達が後を絶ちません。ですから、成熟した民主主義国といえるのか疑問です。さらに、韓国には、親日家を処罰する法律もあります。ですから、完全な大衆政治でしょう。




