表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/48

2-06:危機を乗り越え1ヶ月後[キャラクターステータス付]

 正直、1体でも面倒なサボッテンに前後からの挟み撃ちだなんて、これがただのゲームとかだったら、たぶん諦めてた。でも、死んだら全てが終わるこの世界は、紛れも無い現実。そんな簡単に、諦めるわけにはいかないよね!

「アンナさん! 後ろはあたしと“バサべえ”で抑えますから、もう1体をお願いします!」

 わたしがクマの肩から飛び降り、ショートスピアを構えると同時に、ユズキちゃんがそう叫んだ。手駒となる魔物を得たことで、ようやく活躍の場が得られることが嬉しいのかな。でも、“バサべえ”って……その名前はどうなの?

「わかったわ、ユズキちゃん。さくっと片付けて援護するから、ちょっとだけ頑張って!」

 まあ、今はそんなネーミングセンスとかを突っ込んでいる場合ではないので、目の前の敵に意識を向ける。バサべえの名前を意識すると笑っちゃいそうだし。

 この前のQ・アルラウネほどではないにしても、サボッテンもなかなかに大きな魔物で、高さはおよそ2メートル半。トゲ飛ばしは厄介だけど、斬れない敵じゃない。とにかく、さっさと片付けてユズキちゃんの援護に行かないと!

 キィン!

 わたしが大上段から強く振り下ろした槍は、サボッテンの左腕(?)を斬り飛ばした。一刀両断を狙ったけど、さすがにそれは避けられるよね。でも、避けたにしては中途半端……なんて思った直後、サボッテンがカウンター気味にトゲを飛ばしてきた。槍を振り切った直後で、回避も防御もできず、いくつものトゲがわたしに刺さる。

「……っ痛ぁ……」

 至近距離でかなりの数のトゲの直撃を受けたにしては傷が浅いと思うが、それでも痛くないわけがない。

 軽く回復魔法を使って傷を癒した後、再度攻撃をかけようとしたところで、わたしの武器であるショートスピアの柄にヒビが入っているのに気づいた。このタイミングで槍がダメになっちゃうなんてね。神さまからもらった安物だから仕方ないといえば仕方ないけど、タイミングが悪いとしか言えないわ。

 今まで使っていた槍、ショートスピアは創造神さまからのもらい物だけど、王都の武具屋で普通に売ってるだけでなく、値段もわずか2000ゴルドと、武器の中では安価なほう。たぶん、冒険者の初期装備、あるいはそうでない市民にも護身用とかの用途に使えるから普及してるんでしょうね。神さまが王都で買って来た、なんてことはさすがにないでしょうけど。

 でも、嘆いていても目の前の敵が倒せるわけじゃないし、気持ちを切り替えて魔法で戦うしかないよね。

 うーん、ここはどの属性の魔法で攻めるべきだろう。この前のQ・アルラウネのこともあったし、全てをゲームみたいに考えるわけにはいかないけど、ここの環境――灼熱の太陽が照りつける砂漠地帯――を考えると火属性は止めたほうがいいかな。わたし自身、かなり暑いこの状況で火の魔法なんて放ちたくないし。かといって水属性は植物系のサボッテンに通用する保証は無いし、氷属性はまだこないだQ・アルラウネ戦で使った雹弾(ヘイルバレット)しか使えないからひとまず保留。

 と、悩んでいたわたしだったけど、殺気を感じて咄嗟にバックステップで飛び退る。すると、一瞬前までわたしが立っていた場所にサボッテンのトゲが一直線に刺さっていた。危ない危ない、戦闘中にじっくり考えてる余裕なんてないわよね。

 早くコイツを仕留めてユズキちゃんの援護にも行かないとならないし、もう悩んでるヒマは無いわね。ここは、無属性の魔法で確実にダメージを通す方向で行きますか。

「そーれっ! ミメットぉ!」

 どごぉん!

 わたしが放ったのは、無属性魔法のレベル3で使えるようになる、小型の隕石を降らせて敵を狙う、小隕石ミメットという魔法。降ってきた隕石は見事サボッテンに直撃、凄まじい音を撒き散らして爆発し、砂漠の砂交じりの爆風がわたしの髪をなびかせ、黒煙がサボッテンの姿を覆い隠す。あ、もしサボッテンが生き延びてたら、割とピンチかも?

 でも、その心配は杞憂に終わったみたい。

 数分後、煙が晴れた時にはサボッテンは跡形も無く消滅していた。それにしても、レベル3の魔法でこれだけの威力、一体レベル4とか5になったらどれだけ強力な魔法が使えるようになるんだろう……?

「っと、ユズキちゃんの援護に行かないとね」

 いつの間にか、最初に挟み撃ちを受けた場所から少しだけ離れてしまっていたみたいで、もう1体のサボッテンとユズキちゃん、それとバサべえが砂煙で少し霞んで見える。彼女を助けるため、走り出した。


 砂地で足下が柔らかかったため、見えている距離なのにたどり着くのには数分ほどの時間がかかってしまった。

「ユズキちゃん、お待た……せ……」

 ユズキちゃんとバサべえのもとへたどり着いたわたしが見たのは、サボッテンの前に立ちはだかり、トゲ飛ばし攻撃からユズキちゃんを文字通り身体を張って守り続け、全身トゲまみれになっている、バサべえだった。

 一体何度その身にトゲを受け続けたのか、すでにバサべえは力尽きていた。けど、それでも倒れずにサボッテンの前に立ち続け、ユズキちゃんを庇っている。その姿は、歴史上の伝説として語られている、「弁慶の立ち往生」を髣髴とさせた。クマだけど。

 ついさっき、調教して手駒にしたばかりだったにも関わらず、主をその命尽きるまで守り続けたバサべえ、とてもカッコ良いよ。クマだけど。クマだけど!

「アンナさん……バサべえが、バサべえが……!」

 バサべえの大きな身体で庇われていたユズキちゃんには、キズひとつ無い。でも、初めて調教に成功した手駒ペットの壮絶な死に様に、顔をぐちゃぐちゃにして泣いていた。

「ユズキちゃん、悲しむのは後だよ。今はとにかく、アイツを倒さなくちゃ。そうでないと、バサべえが何のために自分の命を懸けて散っていったのか、わからなくなっちゃうよ。頑張ったバサべえの命、無駄にしちゃダメだよ」

「アンナさん……わかりました。あたしも、バサべえに負けないように頑張ります!」

 実際のところ、バサべえが何を思ってユズキちゃんを庇い、その命を散らしたかなんてのは、調教スキルを持たないわたしにはわかるはずはない。だけど、後ろからその雄姿を見ていたユズキちゃんには、きっと伝わるものがあったはず。それに気づかず泣いているだけじゃ、この世界で生きていくことはできないからね。年長者として、あるいはこの世界で数ヶ月生きてきた者として、わたしはユズキちゃんを諭した。

「じゃあ、そろそろアイツをしばき倒して、また調教できそうな魔物を探しに行こうか」

「そうですね。……あれ? アンナさん、槍はどうしたんですか?」

「え? ああ、槍はさっき柄にヒビが入っちゃったから、インベントリにしまっちゃった。壊れかけの武器を持っていても、逆に危ないからね。大丈夫よ、まだまだMPには余裕があるから、サクッとアイツを魔法でしばき倒してくるわ」

 心配そうな表情のユズキちゃんを尻目に、わたしは立ったまま死んでいるバサべえの前に出ると、小隕石ミメットと同じ無属性魔法のレベル3、魔連砲マジックマシンガンを放つ。これは、見た目はレベル1の魔力矢マジックアローに近い魔力の弾丸を数十発単位で連射し、周囲全てを薙ぎ払う、範囲攻撃の魔法。サボッテンは1体なので、またさっきと同じ小隕石でも良かったんだけど、いろいろと試してみて、使い勝手を確かめたかったのよね。

 結果は上々。数十発の弾幕が収まったとき、サボッテンは腕っぽいものが両方ともちぎれ飛び、本体も穴だらけになった上に上下真っ二つに割られて絶命していた。正直、植物系のコイツだからこそ良かったようなものの、まともな生命体にやったらグロいどころの話じゃないわね。気をつけましょう。


 かくしてサボッテン2体の挟み撃ち、という危険な状況を脱したわたしたちは、さらに砂漠を探索し、新たなバーサクベアを1体と、ヒュージボアを1体調教し、手駒として引き連れていくことにした。ちなみに、立ったまま力尽きたバサべえは、砂漠の大地に埋葬してあげた。わたし達より身体が大きい魔物なので、埋めるための穴を掘るのが結構重労働だったわ。

「んーと、バサきちと、ボアたんに、決ーめた!」

 ユズキちゃんは今度もまた名前をつけてかわいがるつもりみたいだけど、やっぱりネーミングセンスがどこか変だし、そもそも彼らは戦う際の道具……ってのは言いすぎかもしれないけど、ともかくペット扱いするものじゃないと思うんだけどな。まあ、気にしないことにしよう。たぶんそれが一番。


「あら? ユズキちゃん、バサきちとボアたんはどこへ行ったの?」

 王都イェスラの冒険者ギルドに戻ってきて、ふと振り向いたらさっきまで後ろからついてきていたはずのクマとイノシシ(おとも)がいなくなっていたので、彼らの主であるユズキちゃんに聞いてみた。

「やだなぁ、アンナさん。いくらあの子達が私の手駒ペットだからって、街の中まで連れていけるはずがないじゃないですか。あの子たちは街の近くの草原で休んでますよ」

 言われてみればその通りなんだけど、なんかちょっと釈然としないな。

「ねえ、ユズキちゃん。それって、大丈夫? 他の人には野生のバーサクベアやヒュージボアとの見分けがつかなくて騒ぎになるんじゃ……」

 ユズキちゃんから見れば大事な手駒ペットだから他の野生の個体との見分けはつくんだろうけど、他の冒険者や衛兵にはまずわからないと思う。わたしだってわからないし。

 と、その時。

「大変だーっ! ま、街のすぐそばにバーサクベアとヒュージボアが!」

 なりたての冒険者と思われる少年が、息せき切ってギルドに駆け込んできた。その言葉に、わたしたち以外の冒険者がざわつく。

「アンナさん、先に行きます! バサきちとボアたんを守らなきゃ!」

 ユズキちゃんがイスを蹴飛ばして駆け出していく。わたしもすぐに後を追った。



 この騒ぎは、結論から言えば大事には至らなかった。ユズキちゃんが誰より早く現場に到着し、討伐に訪れた冒険者たちに向かって「この子たちはあたしのペットです! 人を襲うことはありません!」と声を張り上げ、さらにいつの間に仕込んだのか、バサきちには逆立ちをして歩かせ、ボアたんには「お手」、「おかわり」、それと後ろ足で立ち上がっての二足歩行などと言った芸をやらせて見せた。サーカスじゃないんだから……

 だけど、それが結果的に奏功したみたい。「これほど言うことを聞き分ける魔物はいない。討伐は中止しよう。だが、今後は誤解を招かないためにも、何か目印になるようなものを身に着けさせておいてくれ」と言い残して、討伐に来た冒険者パーティは立ち去ったわ。


 その後、ユズキちゃんは服屋さんで布の端切れをもらってきて、バサきちには頭に巻くハチマキを、ボアたんには首にリボンを結んでいた。……ツッコまない、ツッコまないわよ。



 そんなこんなでさらに10日ほどが過ぎ、創暦1763年6月12日。今日もユズキちゃんと一緒に依頼を請け、街の外へ。街から少し離れた頃、唐突に頭の中に声が響いた。

『アンナ、そしてユズキよ。今日、新たな勇者をこの世界へ呼び寄せた。先日のこともあるゆえ、誰が来たのかはおおよそ想像がついているだろうが、まだしばらくは会えぬだろう』

 ついに、刀馬君もサイネガルドに来たんだ……でも、まだ会えないの? どういうことよ?

『その者が居るのはここより南の都市、シトア。まずは力をつけてもらわねばならぬでな。その者にも、先行している勇者が王都にいることは告げてあるゆえ、いずれは会える日が来るであろう』

 うーん、力をつけてもらうならなおさら、それなりにレベルが上がってるわたしたちと一緒に活動したほうがいいと思うんだけどな。

「ねえ、それってわたしたちのほうからそのシトアっていう街に出向いて会いに行くのはダメなの?」

『……認めぬ。その者は、先行している勇者が元の世界の知り合いだとは知らないし、考えもしていないだろう。ゆえに、彼がこの世界に慣れるまでは、余計な混乱は避けるべきである』

 むぅ、言ってる事は正論なんだけど、早く会いたいのよ。

『幸い、彼の順応性は高そうだ。早くもスキルを習得し、剣を使った戦闘で魔物を仕留めて見せたぞ』

 うん、まあ、刀馬君はRPGが大好きだからね、きっと目を輝かせているに違いないわ。


 あんまり神さまと問答していても得るものは無さそうなので、神さまの言う事を受け入れて話を終わらせた。シトアには行かない。

 刀馬君が他の街に出かけようと思うくらいまでレベルが上がるのに何ヶ月かかるのか、全く想像つかないけど、わたしはサイネガルドに来て4ヵ月半でレベルを22まで上げた。順応するのに少し時間がかかったわたしよりは多分早いと考えると、3ヶ月もあれば十分かしらね。

 うん、きっと秋には会えるわね。

「お兄ちゃん……早く会いたいな」

 同じく話を聞いていたユズキちゃんがポツリと呟く。そうよね、刀馬君も実家を出てひとり暮らしをしていたから、ユズキちゃんはわたしより長い期間刀馬君に会ってないっていうことになるものね。

「「待ってるんだから、早く王都まで来てよね!!」」

 王国の地図を出し、王都イェスラと南にある都市シトアの距離を調べてみると、馬車を使っても数日はかかるような距離があった。だから届くはずが無いんだけど、それでも叫ばずにはいられなかった。でも、全くの同時にユズキちゃんも叫ぶとは思わなかったので、一瞬2人してきょとんとした表情をしてから、またも同時に噴き出し、大笑いした。



 それから、1ヶ月の時が過ぎた。

 わたしはレベルが24、ユズキちゃんは17にまで上がっている。もちろん、バサきちとボアたんも元気にしている。驚いたことに、調教で手駒にした魔物は、共に戦うことでレベルを上げられるみたい。魔物としてのレベルはバーサクベア(バサきち)がレベル12、ヒュージボア(ボアたん)がレベル13で、そのレベルで調教した彼らが、この1ヶ月でそれぞれひとつずつレベルが上がり、バサきちがレベル13、ボアたんがレベル14になっている。もちろんユズキちゃんは大喜びで、レベル99を目指すんだー、なんてはしゃいでる。

【名前】アンナ=ブラックウッド

【Lv.】24

【SP】49

【HP】595(238)   【MP】2100(840)

【STR】363(145)  【VIT】298(119)

【AGI】513(205)  【DEX】356(178)

【MAG】1050(420) 【LUK】112

【スキル】長柄武器4 料理3 家事3 火魔法4 水魔法4 風魔法4 土魔法4 光魔法3 闇魔法3 無属性魔法4 聖属性1 回復魔法4 生活魔法 身体強化3 魔力強化3 魔力回復3 毒耐性2 索敵4 観察眼

【補足】HP・MP・STR・VIT・AGI・MAG 各150%上昇

    DEX 100%上昇


【名前】ユズキ=サンフィールド

【Lv.】17

【HP】149  【MP】242

【STR】78  【VIT】75

【AGI】162 【DEX】196

【MAG】121 【LUK】110

【スキル】鞭3 調教3 料理1 生活魔法 索敵2 回避3 薬の知識


 創暦1763年7月12日。しばらくの間、依頼を請けて王都を離れていて、前日の夜に10日ぶりに戻ってきたわたしたちは、今日はゆっくり休むつもりだった。

 なお、先月の半ばくらいから、わたしたちは拠点を宿屋じゃなくて第四区に一軒家を借り、そこに移した。

 宿が1泊で2800ゴルドで、5泊で13000ゴルドと少し割引される。けれど、それでも1ヶ月、30日滞在すれば78000ゴルド。それが2人分となると結構財布を圧迫する出費になってたの。でも、今わたしたちが借りているこの一軒家は、わたしたちが住む分には十分な広さがあって、1ヶ月で賃料はたったの8万ゴルド。2人分の宿代から考えたら半額くらいに抑えられるのは大きいわ。

 そういうわけで、第三区の宿を引き払って第四区の一軒家に拠点を移したわたしたちは、同時に完全な自炊生活を始めた。今までは保存食やらそこら辺に出ている屋台とかお店で適当に済ませていたけど、せっかく一軒家を借りてそれなりの台所もあるんだから、料理をしない理由は無い。

 出かける前に、食材を全て使い切っておいたので、依頼を請けるのを休むつもりでも、食材の買出しには行かなくてはならない。買う物が多くなったとしてもわたしには無限に入るインベントリがあるから、ユズキちゃんには留守番をお願いした。

 第三区にある店を回り、各種の野菜や肉を買い集める。この世界の野菜はどういうわけか、名前が元の世界の野菜類と違う他は、ほとんど見た目も味も元の世界で慣れ親しんだものが多い。ニンジンがキャロール、ピーマンがグリッパーなどなど、よく考えてみると元の世界の野菜名を英訳したものに近い感じがするのは気のせいかしらね。

 とりあえず、しばらくは遠出をするつもりはないので、多めに食材を買いこんでおく。

 帰り道に、冒険者ギルドの前を通りかかったところ、ちょうど扉が開き、男女の2人組が出てきた。前を歩く男性冒険者と目が合う。

「……え?」

「……あ」

 お互いを認識し、2人の時が止まったように感じた。なぜならば――

「と、刀馬君!?」

「あ、杏奈ぁ!?」

 王都のギルド前で出会った人、それは再会を待ちわびた恋人、日野刀馬その人だったのだから。

お読みいただき、ありがとうございます。

繋ぎの2章が終わり、次回より3章が始まります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ