戦闘(設定※GM向け)
【祈
和の願いを叶えるために動いている。
神様は現世に干渉することはできないが、人間なら変えられる。
人間の思いから呪文を発動するため、時間を稼ごうとしている。】
○妖
【祈の同僚のような者
祈に近づけないことが今回の任務
PL を傷つけるつもりはなく、傷つけてしまった場合は悲しそうにするだろう。
PLが祈に近づこうとすると、弱い攻撃をするが、もふもふにPLを埋めることが多い。】
感覚は全て85
◎龍
HP120
MP∞
幸運90
筋力55
回避50
敏捷度30
【攻撃 上から何か降ってくる(雷、岩)
〈幸運1D100〉成功→〈2D3〉
近寄って来たとき
咥える(そのまま元の位置まで戻す)〈1D6ターン動けない〉
(体が長いので、その間に通り抜けることは不可能)】
◎狼
HP100
MP∞
幸運70
筋力85
回避90
敏捷度80
【攻撃 噛みつき〈筋力1D100〉成功→〈2D3〉
近寄って来たとき
もふもふで足止め〈1D6ターン動けない〉(咥えて元の位置に戻す)】
◎狐
HP100
MP∞
幸運80
筋力60
回避80
敏捷度80
【攻撃 幻覚〈幸運1D100〉→〈1D6ターンの間全ての能力、視覚÷2〉
噛みつき〈筋力1D100〉→〈2D3〉
近寄って来たとき
もふもふで足止め〈1D6ターン動けない〉】
妖の後ろの祈に近づく場合
妖と対抗ロール〈敏捷1D100〉
成功→近づける
失敗→〈回避1D100〉→失敗→近寄って来たときの行動
【いろは歌】
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
色美しく咲き誇っても、花は散ってしまう。
この世に生きる私たちも、永久に変わらないだろうか。
移り変わりやすく、儚い世を今日越えて行く。
儚い夢を見たり、ぼんやりと心奪われたりはしない。
※散、越のしめ縄を破壊すると戦闘が成功
私たちは散らない。
永久に変わらぬこともある。
儚い世を超えて何になる。
儚い夢を見たって、心奪われたっていいだろ。
ここから、否定するものは上記の2つになる。
【戦闘開始】
〈1D3〉→1龍 2狼 3狐
基本的にどんな行動を取ってもいい
敏捷度順に行動する
戦闘場所は草原のまま
木が生えて来ていて、岩が出現している。
○妖
大きな○○だ。
真っ白で、もふもふとしている。
触ったらしばらく動けなさそうだ。
首元に紅白のしめ縄を巻いている。
○岩【妖(猫狐狸)】
紅白のしめ縄が巻いてある。
それぞれ「あ〜を」までの平仮名が書いてある。
「ゐ」や「ゑ」も入っている。
【攻撃すると「痛いよー。」と言う】
〈感覚1D100〉成功→岩のようだが、違う生き物だ。
◎い
岩は化け猫だ。
「私たちは散らない。」と言って消えた。
◎ろ
岩は化け狐だ。
「永久に変わらぬこともある。」と言って消えた。
◎は
岩は化け狸だ。
「儚い世を超えて何になる。」と言って消えた。
◎に
岩は化け猫だ。
「儚い夢を見たって、心奪われたっていいだろ。」と言って消えた。
◎ほ
岩は化け狸だ。
「木のしめ縄を壊すんだよ。」と言って消えた。
◎へ
岩は化け狐だ。
「もうわかるでしょ?」と言って消えた。
【◎と〜を
ここからの子はGMの裁量でヒントに使う。】
○木【妖】
紅白のしめ縄が巻いてある。
それぞれ文字が書いてある。
「散」「常」「越」「見」「酔」
※散、越以外を攻撃すると根が伸びて襲われる。(不意打ち)〈HP-2D3〉
散、越を破壊(HP10)
HP0→しめ縄が壊れて、花となり飛んでいった。
2つとも破壊→成功
*祈に攻撃する
〈祈回避1D100〉
失敗→祈から血が出ることはなく、祈の頭が椿の花に代わり、それは「ぼとり」と落ちた。
祈の体は花に変わり、椿の花と祈が着ていた服だけが残っていた。
辺りに花が舞い、意識が遠のいて行った。
【→椿】
【祈は死んだのではなく、PLを怖がらせないため、祈が自分で椿に変えた。
傷口はすぐに塞がるが、血を見せたくなかった。
森の中に隠れていた。】
*負ける→戦っていたはずの祈や化け物が、悲しそうな顔をしてこちらに走ってきたが、その手は届くことなく、花吹雪で辺りを包まれる。
「…ごめんね…巻き込んで。
戦ってくれて、ありがとう。」
悲しそうな声が聞こえた。
〈聴覚1D100〉成功→それは和の声であった。
そして、続けて「…をあ…に…」と途切れ途切れの言葉が聞こえた。
花吹雪に声はかき消され、強い風に瞼を閉じてしまった。
【→不変?】
*成功→化け物が宙返りをして消えた。
化け物のいた場所には、花びらが集まり、巨大な花のようなものができている。
「ありがとう」
祈は寂しそうな嬉しそうな顔で、そう言った。
花吹雪が辺りを囲み、同時に和が前に現れた。
「これを十六夜 日に届けて。」
和が手紙を差し出した。
「助けてくれたのにごめん。
ここまでみたいだ。」
和が花吹雪で隠れていくとき、笑顔で大きく手を振っていた。
ぽかぽかとした温かさに、ゆっくりと目を閉じ、意識を手放した。
【→届け】