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封術学園  作者: 遊馬瀬りど
第3章「四校統一大会編」
57/111

第56話「許嫁」

★☆★☆★



 滋賀県箱館山——第二特務軍合同演習場。

 封術学園四校のうち、烏丸封術学園が開催校となった今年度は、この合同演習場が四校統一大会の開催地となっている。

 箱館山の中腹に切り開かれた合同演習場は、封術学園四校の中でも上から二番目の規模を有しており、大小合わせて六か所の競技場は各種競技を同時進行させることも可能だ。

 また、演習場からさほど離れていない場所に設けられた宿泊施設は、元々が軍用の設備であるにも関わらず、四校統一大会の期間中は外部から数十名のコンシェルジュを招くことで、ここに宿泊する各校の代表選手や役員たちに対して、隅々まで行き届いたサービスを提供するのであった。



 時刻は午後五時。

 秋弥たち学生自治会の五人が宿泊施設であるホテルへと到着した。エントランスの前で待機していたコンシェルジュに手荷物を預けて、エントランスに入る。

 悠紀が鷹津封術学園の学生を代表してフロントで記名を済ませると、秋弥たちは会長から渡されたネームタグを制服の胸元に取り付けてから、案内係の誘導に従ってエレベーターへと乗り込んだ。


 イベント用の大広間となっている七階へと案内されると、秋弥たちに気付いた学生のひとりが足早に駆け寄ってきた。


「鷹津封術学園の学生自治会役員の皆様ですね、お待ちしておりました。どうぞこちらへ」


 丁寧な口調で挨拶をしたのは、黒を基調とした制服を身にまとった烏丸封術学園の男子学生だった。制服の胸元に付けられたネームタグには『葛城俊輝(かつらぎ としき)』と書かれている。

 周囲に視線を向けてみると、四か所に設置されたテーブル席の周囲には、既に各校の学生自治会役員たちが集まっていた。葛城は空いているテーブル席を鷹津封術学園の学生自治会役員たちが囲むのを見届けてから、全員の視線が集まる壇上へとあがった。


「皆様お集まりになりましたので、ここで本年度の四校統一大会の開催校である烏丸封術学園を代表して、本校の学生自治会長を務めさせていただいている私、葛城俊輝より、一言あいさつをさせていただきます」


 葛城は集まった全員に対して感謝の言葉を述べた後で、四校統一大会のスケジュールについての話を始めた。

 葛城の話が終わる頃には、いつの間にやら背後にずらりと料理が並んでおり、そのまま立食パーティーへと移行したのだった。



 各校の学生自治会役員同士による顔合わせというからどんなものかと勘繰っていたが、大会前に各校を代表する自治会役員同士で親睦を深め合い、大会運営を円滑に行うことこそがこの顔合わせの本来の目的のようだった。

 空いたグラスをテーブルの上に置いて、集まった二十数名の学生たちへと視線を向けていると、秋弥の視線に気付いた女子学生がそばに寄ってきた。


「秋弥君は向こうで皆と話をしたりしないの?」


 つい先ほどまで他校の学生自治会役員にあいさつ回りをしていた悠紀が、空になったグラスをウェイターに預ける。


「話すも何も、知り合いがいるわけじゃないので」

「冷めてるなぁ……知り合いじゃない相手と交流することが親睦会の目的なのよ?」


 それくらい、秋弥君もわかっているのでしょう? と言外に言いたげだ。


「それはそうかもしれませんが、そういうのは柄じゃないので」

「何ごとも慣れだと思うわよ。ほら、聖奈さんなんてあんなに皆と仲良く談笑しているじゃない」


 聖奈は他のテーブルに混ざって、他校の学生たちと楽しげに話をしている。しかし、良く見てみると彼女の周囲に集まっているのはいずれも女子役員ばかりだった。それでは男子役員はどうしているかというと、離れた場所に退散して遠巻きに聖奈を眺めている始末だった。


「……あれはあれで良いんですか?」


 聖奈は決して話しづらい相手ではないはずだ。しかし、人形のように整った綺麗な顔立ちや年齢以上に落ち着いた物腰、それに、上品な振る舞いが異性に対してそれを許していないのだろう。高嶺の花は自分には過ぎた存在であり、近寄って話をするのではなく、遠くで眺めているだけで満足できてしまうような、そんな気持ちにさせてしまうのだ。


「他人事のように言っているけどね、秋弥君。貴方だって、実は密かに注目を浴びているのよ」


 それこそ他人事のように言う悠紀に、秋弥は頭の上に疑問符を浮かべて首を傾げた。

 すると、悠紀は呆れたようにやれやれと首を横に振った。


「あのね……秋弥君が≪矛盾螺旋≫——月姫の弟だということくらい、貴方のネームタグを見た時点で皆が気付いていることなのよ。だ・か・ら、ね。今年は大会に出場しないから必要以上に警戒されるようなことにはならないけれど、皆、貴方のことは気になっているのよ」


 そう言われて改めて周囲に視線を向けてみると、悠紀に言うとおり、各校の学生自治会役員がたまにチラチラとこちらの様子を窺っていることがわかった。


(九槻月姫の弟、か……)


 秋弥は内心で思う。

 姉の月姫は三年前と二年前の四校統一大会において、星条悠紀とともに鷹津封術学園を二連覇へと導いた立役者だ。さらに付け加えるならば、姉は『星鳥』に勝るとも劣らない特出した才能と、生まれ持った稀有な能力によって、封術師見習いとしては異例の『銘』が、封術師協会から与えられている。

 であれば当然、最前線に立つプロの封術師だけでなく、同じ時代を生きる他校の封術師見習いたちからも一目置かれることはあるだろう。

 そして自分は——その弟だ。

 封術師としての才能は遺伝する。

 才能は血によって継承される。

 姉と同じ血が流れている秋弥が、姉と同じように一目置かれてしまうのも無理のない話だった。


(——それでも俺は、姉さんとは違う)


 異端の力をその身に宿して産まれた姉と自分とでは、人体を構成する根幹部分からして異なっているというのに。

 しかし秋弥自身がどう思おうとも、『九槻月姫の弟』というネームバリュは彼が封術社会にいる限り、常に付きまとって離れることはないだろう。

 そう思うと、秋弥は無意識のうちに小さく溜息を漏らしていた。



 後輩に対する面倒見が良いのか、それとも単に特定の話し相手を見つけることができなかっただけなのか。他のテーブルに移動する様子が見られない悠紀と雑談をしていると、今度は鶺鴒封術学園の制服を身にまとった男子学生がこちらのテーブルへとやってきた。


 先に気付いた秋弥が会話を中断して視線を向ける。それにつられるように悠紀も彼の視線の先を追ったが、男子学生を認めると、途端に表情を歪ませた。


 その男子学生の顔には見覚えがある。

 全体的にパーマを掛けた短めの黒髪は顔まわりをスッキリとさせており、ワックスでクセやハネを作り出して躍動感を表現している。それに加えて細く整えられた眉や二重の瞼、負けん気の強そうな瞳は、制服姿では一見アンバランスにも見えるが、その実、適度に調和が取れていて違和感はまるでない。


「こうして顔を合わせるのは数か月ぶりだね、悠紀さん」


 男子学生は秋弥のことなんて眼中に無い様子で、悠紀にだけあいさつをする。


「いや、この場では星条会長と呼んだ方が良いのかな?」

「好きに呼べばいいわよ、鴫百合(しぎゆり)君」


 明らかに挑戦的な男子学生の言葉に、悠紀は不快感を露わにしてぞんざいなあいさつを返した。


「はは、つれない返事だね」


 男子学生が軽く首を竦める。彼の名前は鴫百合煉(しぎゆり れん)。昨年に鶺鴒封術学園に入学した、『星鳥の系譜』序列第三位である鴫百合家の嫡子だった。


「僕のことはどこの場でも、親しみを込めて『煉』と呼んでくれて構わないんだよ」

「あら、おかしいわね。これまでに『鴫百合君』のことを一度たりとも『煉君』だなんて呼んだ記憶はないのだけれど。それは私の記憶違いなのかしらね?」

「あぁ、残念ながら記憶違いではないよ。だけど、遅かれ早かれ僕を名前で呼ぶようになるんだから、何時までも他人行儀でいられても困るよ」

「それは僥倖だわ。だって、私はまったく困らないもの」


 と、すっかり蚊帳の外になってしまっていた秋弥だったが、悠紀と煉のやりとりを聞いているうちに、星条家本邸の大浴場で星条の現当主である星条帝と話をしたときのことを思い出した。

 あのとき帝は、悠紀には既に許嫁がいると言っていた。

 ということは、二人の会話から察するに、悠紀の許嫁というのはこの男子学生——鴫百合煉のことなのだろう。

 『星鳥の系譜』の序列に連なる者同士による婚姻は、何も珍しいものではない。むしろ封術の力や技術が血脈により受け継がれることを考えれば至極標準的なものだ。

 だが、悠紀が煉の姿を認めて不快な表情を見せたり、彼にトゲのある言葉を向けたりしているのは、彼女自身がそれを本心で望んでいないからに違いない。


「それはそうと、鴫百合君。貴方、いつの間にか学生自治会に入っていたのね。さっき他校の自治会長のところにあいさつ回りをしていたのだけれど、貴方の存在に全然気が付かなかったわ」

「僕は悠紀さんが此処にやって来たときから気付いていたけどね。ああ、もしかしたらそのときは偶然、席を外していただけかもしれない」


 ところで、と煉は話を切り替えると、ようやくのこと、悠紀の隣に立つ秋弥へと顔を向けた。


「自己紹介が遅れてすまない。僕の名前は鴫百合煉。知っていると思うけれど、『戦騎』鴫百合家の者だよ。よろしく、九槻秋弥君」

「鷹津封術学園、学生自治会書記補佐の九槻秋弥です」


 自然な動作で差し出された煉の右手を、秋弥は一瞬戸惑ってから、握り返した。

 その瞬間、かすかにだが痺れたような痛みが掌を走った。繋いだ掌を伝って、煉の放つ干渉力が秋弥の方へと流れ込んできたようだった。


「噂には聞いていたけれど、君が九槻月姫の弟君だね」


 煉の方から握っていた手を離すと、近くを歩いていたウェイターが手に持っていたトレイの上から飲み物が注がれたグラスを受け取って、軽く口をつける。


「一年生にして学生自治会に入るなんてね。これはつまり、君の実力には期待しても良いということかな?」

「秋弥君の実力なら私が保証するわよ。でも残念ね。秋弥君は今年の四校統一大会には出場しないのよ」


 秋弥が答えを返そうとするよりも早く、悠紀が吐き捨てるように言った。すると、煉の眉がピクリと動いた。


「秋弥君? 今、悠紀さんはそう言ったのかな?」

「それが、どうかした?」

「いや、彼のことはずいぶんと親しげに呼ぶんだなと思ってね」

「そうね。少なくとも貴方のことよりは好きよ。好意的に思ってると言い換えても良いほどにね」


 淡々とした口調で言われなければ、聞いていた秋弥の方が赤面していたかもしれない。どうにかそうならなかったのは、その言葉を受けて煉が一瞬、鋭い視線をこちらへと向けたからだった。


「……面白い冗談を言うんだね。今日聞いた言葉の中で、一番面白い冗談だったよ」

「冗談だと思うならそれでも良いわよ、ねっ、秋弥君」


 言葉とともに、秋弥の肘に柔らかいものが押し当てられる感触。

 煉の方にばかり意識を向けていた秋弥が視線を落とすと、悠紀の両手が彼の腕に巻き付いていた。そして、秋弥の腕は制服を下から押し上げている悠紀の胸にしっかりと触れていた。

 悠紀の突拍子もない行動に眼を丸くした秋弥であったが、それ以上に困惑しているのは、煉の方だった。


「……何故、どうして、そんなヤツなんか」


 目の前の光景が信じられないとでも言うようにわなわなと声を震わせながら後退り、平静を装っていた表情を蒼白にしている。力の抜けた彼の手から空になったグラスが離れて地面へと落下した。大広間にグラスの砕ける音が響いて、全員の注目を集める。


「……悠紀さんは、こんな、たいした力も、権力も持たないような普通の男の方が良いというのか?」

「勝手に決めつけないで。秋弥君はきっと、貴方よりも強いわよ」


 悠紀のその言葉がトドメとなった。

 額に血管を浮かび上がらせた煉が刺すような視線で秋弥を睨み付けると、身動きひとつせずに領域に干渉する波を全身から発生させて、秋弥へ向けて放った。

 この場に集まっている各校の封術師見習いたちは、その将来を期待されている若者ばかりだ。ゆえに、誰もが煉の放った領域干渉波をその瞳に移すと同時に、その干渉波による攻撃がもはや防ぐことのできないものだと悟った。

 秋弥は眉ひとつ動かせずに、干渉波を正面から受けた。だが、直撃したはずの煉の干渉波は、彼の身体に触れる直前で急激に拡散して消滅し、秋弥たちの髪や制服の裾を揺らす程度の影響しか及ぼさなかった。


「なっ!?」


 驚きのあまり、反射的に声を上げる煉。

 彼らの周りで傍観していた学生たちも、皆一様に言葉を失った。


「お前……今いったい、何をやった!?」


 封術師見習いのエリートで構成される学生自治会の役員たちでさえ、今の一瞬で理解できたことは、煉が強力な干渉波を放出したことと、次の瞬間にはそれが綺麗に消滅していたということだけだった。


「……それを貴方に教える義理はありませんよ」


 秋弥が気怠げに応じる。

 波動に分類される"波"を操る封術は『水』系統に属する術式なのだが、領域に干渉する波は空間層を超えるため、一般的な波動とは異なり、『波』系統に属している。秋弥が領域干渉波を瞬く間に無効化することができたのは、彼が『波』を操る異能の装具を有しているからに他ならない——もっと言えば、領域干渉波を無効化したのは秋弥ではなく、彼に内在するリコリスの仕業だった。

 しかしそのことはごく一部の人しか知らない事実であり、他校の学生である煉が知る由もないことだった。


「皆さん、ご歓談中にお騒がせして申し訳ありませんでした」


 会場内が静寂に包まれているところを見計らったのだろう。秋弥の腕に抱きついていた悠紀が、身体を離して周囲を見回してから丁寧に頭を下げた。悠紀の謝罪によって緊張状態にあった雰囲気が一気に弛緩したのがわかる。誰かが言い出したことでもないが、今の一件は見なかったことにして、皆が歓談へと戻っていった——もちろんその話題は目の前で起こった出来事に対する考察がほとんどだったのだが。

 

「鴫百合君も、これでわかったでしょ?」


 煉へと向き直り、困ったような表情で問いかける悠紀。眉根をひそめて険しい表情を見せた煉だったが、やがて首を左右に振ると、参ったという風に両手を上げた。


「ああ、僕が悪かったよ。それに、これ以上ここにいると悠紀さんの気を悪くしてしまうし、それは僕にとっても本意じゃないからね。ここら辺で退散するとするよ」


 ふぅ、と煉は一息吐いた。


「だけど、九槻月姫の弟君。昨年は大会が中止になってしまったから『神の不在証明』で君のお姉さんと戦えなかったし、君と戦えないことも、僕は非常に残念に思っているよ」


 まあでも、戦ったら僕が勝つことは間違いないけどね。

 最後にそう言い残して、鴫百合煉は鶺鴒封術学園の面々が囲むテーブルへと戻っていった。



★☆★☆★



 離れていく煉の背中を見送ると、秋弥はおもむろに口を開いた。


「……会長の許嫁って——」

「言わないで」


 秋弥に最後まで言わせず、悠紀は肩を落としながら疲れた声で呟いた。


「……秋弥君にもわかるでしょ? 『星鳥の系譜(わたしたち)』がどうやって成り立っているのかを」


 本人が望むと望まざるとに関わらず、すべてが政略や家柄のために利用されている。

 悠紀はそのことを言っているのだろう。

 彼女がどんな気持ちを抱いているのか、多少なりともわからない秋弥ではない。

 しかし、部外者である秋弥には、悠紀にかける言葉が見つからなかった。


「……私、星条の家が嫌い」


 やがて、悠紀は消え入りそうなほどか細い声で言った。

 その声をかろうじて聞き取った秋弥が眼を向けるも、彼女は視線を床に落としており、その表情は髪で隠れて見えなかった。



★☆★☆★



 それから、秋弥と悠紀のもとには代わる代わる他校の役員たちがあいさつにやってきた。その中には、過去に四校統一大会を観戦して九槻月姫のファンになったという者もいた。

 親睦会も終わりに近付き、聖奈や亜子たちも戻って合流した頃、鷺宮封術学園の学生自治会長が秋弥のところへやってきた。

 自治会長は最初に簡単な自己紹介をすると、秋弥に向かって深々と頭を下げて、昨年の四校統一大会で発生した封術事故に関する謝罪と感謝の言葉を口にした。

 その後に自治会長から聞いた話では、昨年度の『神の不在証明』で月姫の対戦相手であった榊瑪瑙(さかき めのう)が、現在は将来の進路を封術の研究機関へと変えて、来年度の受験に備えて封術知識の猛勉強をしているのだということだった。自治会長の口ぶりからすると、瑪瑙は今年の大会を観戦しには来ないように思えた。

 葛城が再び壇上に上がろうとしている姿を見た鷺宮封術学園の学生自治会長は最後にもう一度頭を下げると、背を向けて自分たちのテーブルへと戻っていった。葛城がマイクを持ち、各学園の健闘を祈る言葉と締めのあいさつをして、四校統一大会開催前の学生自治会役員同士による親睦会は終了したのだった。


約2ヶ月ぶりの本編更新となってしまいました。


・過去掲載文に関して文章構成の変更を行いました。

・隣神のクラスを1st,2nd…と表現するように変更しました。


2012/12/27 可読性向上と誤記修正対応を実施

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