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タイトル未定2026/02/11 17:56

日本語訳:


ああ、本当に頭にくる。あの女、あのくそったれ!


秦の末期、匈奴部族内で政変が起こり、人々は自信を失っていた。近隣の強国である東胡はこの機に乗じて匈奴をゆすり始めた。東胡は挑発的な意図を持ち、匈奴に対し国宝である千里馬を献上するよう要求した。匈奴の将軍たちは一様に「東胡の要求はあまりにも理不尽だ。国宝を簡単に譲り渡すわけにはいかない」と口を揃えた。


しかし、匈奴の単于である冒頓は、「よかろう、渡してやれ。たかが一頭の馬のために隣国と争う必要はない」と決断した。匈奴の将軍たちは不満だったが、冒頓は何事もなかったかのように振る舞った。東胡は匈奴が弱く、いじめやすいと見て、今度は冒頓の妻の一人を要求してきた。将軍たちは東胡の要求がエスカレートすることに激怒したが、冒頓は「よかろう、渡してやれ。たかが一人の女のために隣国と争う必要はない!」と言った。


東胡は労せずして利益を得て、匈奴は弱くて対抗できないと思い込み、匈奴を全く眼中に置かなくなった。しかし、それこそが冒頓の狙いだった。しばらくして、東胡は匈奴と東胡の国境に広がる広大な草原に目を付け、それは匈奴の領土であったが、東胡は使者を送り、その土地の譲渡を要求した。


匈奴の将軍たちは、冒頓もまた今回も要求を呑むに違いないと考えた。なぜなら、その草原は人が住んでいない不毛の地だったからだ。しかし、誰も予想しなかったことに、今回に限って冒頓は言った。「千里にわたる草原は、たとえ人が住んでいなくとも、匈奴の土地だ。どうして簡単に他人に譲れるものか?」そして直ちに軍を動員し、東胡へ攻め込むよう命じた。


長い間、虐げられてきた匈奴の兵士たちは、士気が高まり、恐れることなく戦った。東胡は、愚かに見えた冒頓が突然攻め込んでくるとは夢にも思わず、準備が整っていなかった。迅速な攻撃を受けて、東胡は抵抗できなかった。


この戦いの結果、東胡は滅ぼされ、東胡の王は混乱の中で戦場に討ち死にした。

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