タイトル未定2026/02/11 08:20
筆者不明・執筆時期不明の記録。ただし9月10日への言及が多いことから、この記録は9月以前に書かれた可能性がある。
記録第一部:
1999年9月10日は、最も憎む日だ。
なぜ生まれたのか? なぜ大人になったのか? 日本には行けず、ウルトラマン映画の脚本も書けず、ウルトラマンの監督もできず、ウルトラマンのスーツアクターにもなれず、ウルトラマンにも出演できない。頭の良い人間は決して成功できない、成功するのは単に運の良い人間だという研究にまで出会ってしまった。それなのに、なぜ真剣に勉強する必要がある? 良い成績を取って何になる? 運にここまで左右されるなら、大学を卒業して何になるんだ? なぜ仕事を頑張る必要がある? お金を全部宝くじに使った方がマシじゃないか? 子どもの頃、なぜ本ばかり読んで、オタクみたいになっていたんだ? それで頭が良いのか? 中2、中3の時の席は、結局ずっと同じだったろ? 本当に頭が良かったら、なぜ中3の数学の成績は2(5段階評価)しか取れなかったんだ? これが頭が良いってことか? 頭が良いのか? こんな無価値なプランクトンのようにただ日々を過ごすだけの人生なら、なぜ生まれてきたんだ? なぜ全力で取り組まなければならないのか? この世界が憎い。そして自分自身も憎い。
記録第二部:
[この部分の内容は欠落しているが、「instagram」という単語があることから、1999年9月10日生まれの日本の俳優を指していると思われる]
同じ生年月日の日本の俳優を見つけた。日本のWikipediaで調べた。間違っていなければ、彼は俺が中2の時からすでに俳優だった。俺はもう23歳だ(来月で24歳、あと1年で四捨五入したら30だ)。それでもまだ自分がこれから何をするのかさえわからない。俺の運のなさはユッキ(?)にまで及んでいるんじゃないか?(欲しいと思っていた「葉」?籤?は一度も当たったことがない)
記録第三部:
本当はやりたい仕事はある。ウルトラマンやゴジラの脚本を書くこと、特撮ヒーロー番組の監督や特技監督になること。でも多分なれっこないだろう。どうしたらなれるのかもわからない。
記録第四部:
明日を過ぎれば誕生日か。もう24年? 先生も(サラポン先生でさえも)、クラスメートも(中1から中3までずっと)「頭がいい」と褒めていた(どれくらい頭が良かったのかはわからない。みんな口を揃えて「頭がいい」と言うだけだった)あの男が、どうしてここまで来て、今までずっと同級生たちがサラリーマンになる姿は想像できても、自分自身は同じ場所で足踏みしているなんて想像もしなかったんだ?
ガッツ星人が本当にいたら、とっくに殺されているだろう。ずっと同じ場所で足踏みしているからだ。
記録第五部:
もう24年だ。
[この部分の内容は欠落しているが、「instagram」という単語があることから、1999年9月10日生まれの日本の俳優を指していると思われる]
生年月日は同じなのに、彼は俳優になれた。2013年から活動している。
一方、俺はプラントvs.ゾンビをやって、サバイバルモードをアンロックし、屋上のステージまでクリアした。
何のためだ?
24年。今の俺にできるのは、プラントvs.ゾンビをサバイバルモードまでやり込むことだけだ。
1999年9月10日
一九九九 九月十日 一人 生まれ来る
思いは 大きくなりて 得ることなし
思うは 留まりて 得ることなし
時は 巡る 輪の如く
九月十日 幾重にも
新たなる 九月十日 次々と
続きて来る
その者こそ 闇なり
誰もが見て 知りて
皆に寄り添い 皆に従い 皆と共にあり
されど 顧みる者 誰もなし
闇は 見えぬもの 得られぬもの
されど 見えなくするもの
白き小さき兎 あの子は 今に 至らじと思いし
昔は 人 周りにありき
今は 周りの人 跡形なく消えぬ
命は 雨の如し
想い 考え 心 雨の如し
ある日 アーバン(人名と思われる)が 豚挽肉入りロティを 持って来てくれた
説明のつかぬ想い 心の中にあり
白き小さき兎 あの子は 生を憎む
俺の誕生日。
来年の九月十日は 死ぬ日かもしれない。
記録第六部:
「俺は作家になりたくない。
俺は科学者になりたくない。
俺は夢を信じない。
俺は夢が憎い。
........」.....
「ならなくていい」
「俺は何も欲しくない。何もしたくない」
「違う。この世界は何をくれたっていうんだ?新しいゴジラ映画か?」
「違う。誕生日ケーキを思い出として取っておいたって腐るだろ?結局食べなきゃいけないんじゃないか?今までの誕生日、何のケーキを食べたか覚えてるか?23年も経って、今さら『イケてる』だって?中学校の時はみんな『シロアリみたいな顔』って言ってたくせに。今さら、あれこれオファーを待ったり、夢を追いかけたりしなきゃいけない理由がどこにある?」
「夢って生きてるのか?歩けるのか?代謝とかあるのか?ヘモグロビンもないだろ。歩いてたら、『ねえ、夢さん、僕あなたのこと好きです。結婚してくれませんか』。夢が『ごめん、あなたとは友達としてしか思えない』って?マジかよ?夢にだって誕生日はあるのか?俺は1999年9月10日に生まれた。夢も1999年9月10日に生まれたのか?この23年間、ずっと『シロアリみたいな顔』って言われてきた。今さら『イケてる』だの『頭がいい』だの。頭がいいってこのザマか?小1から大学卒業までの試験、一度も前もって勉強したことない。落ちたことない、留年したことない。卒業できただけでも奇跡だ。この23年間、褒めもしない、助けもしない、興味も示さない。なのになんで今さら俺に興味持つんだ?この世界、いったいどうしちゃってるんだ!!!!?????」
「なんでだ?子どもの頃は『大きくなったら何になりたい?』って聞いてくるくせに、大人になったら誰も夢を叶えられやしない。なんで全てが手遅れになった今、俺が全員の期待に応えなきゃいけないんだ?」
「誰も助け合ったりしないからだ。夢なんて叶うわけない。外部の人間から何も受け入れられやしない。どこに原稿送っても出版社は採用してくれない。どうやって生きていけっていうんだ?ウルトラマンの主役になりたい?彼らは採用してくれないよ。もう23年だ。23年も無駄にした。9月10日、あと2ヶ月で24年目だ。初めて書いた漫画、小5の時に書いたんだ。それもまだ完結してない。もういい。やめた。だからだ。人生に入ってくる全てのチャンスを拒絶する。向こうから来る全ての仕事を断る。全ての援助を拒絶する。たとえスカウトマンが来て俳優にしようとしても断る。何かするなら自分でやる。誰かにどこかに連れて行ってもらったり、何かを助けてもらったりするのはごめんだ。俺の人生に入ってくる全てのものを、生涯を通して拒絶する。
『援助はいらない』」
[原本の記録の多くの部分が欠落しており、まだ発見されていない]




