表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/253

タイトル未定2026/02/11 08:20

1999年9月10日は、俺が最も憎む日だ。


何で生まれたんだ? 何のために成長したんだ? 日本にも行けず、ウルトラマンの脚本も書けず、ウルトラマンの監督もできず、ウルトラマンのスーツアクターにもなれず、ウルトラマンにも出演できない。そこに、頭の良い人間は決して成功せず、成功するのは単に運の良い人間だと主張する研究までぶつかって。じゃあ俺が一生懸命勉強して、いったい何になる? 良い成績を取って、いったい何の意味がある? こんなに運に左右されるなら、大学を卒業して、いったい何になるんだ? 俺が仕事を頑張って、いったい何になる? 金を全部宝くじにつぎ込んだほうがマシなんじゃないか? 子どもの頃、本ばかり読んで、オタクみたいになっていたのは、いったい何だったんだ? それで俺は頭がいいのか? 中2、中3の時の席は、結局ずっと同じだったろ? もし本当に頭が良かったら、どうして中3の数学の成績は2(5段階評価)しか取れなかったんだ? これが頭がいいってことか? 俺は頭がいいのか? このまま価値のないプランクトンみたいにただ日々を過ごすだけの人生なら、何で生まれてきたんだ? 全力で頑張って、いったい何になる? 俺はこの世界が憎い。そして自分自身も憎い。


たまたま誕生日が同じ日本の俳優を見つけたんだ。Wikipedia(日本版)で調べたら、多分間違いない。あいつは俺が中2の時からもう俳優だった。俺はもう23歳だ(来月で24、あと1年で四捨五入したら30だぞ)、まだこれから何をすればいいのかもわかってない。こいつの運の悪さはユッキ(Yuki? コンテキスト不明)にまで及んでるんじゃないか?(欲しいと思った葉(葉? 籤? 宝くじ? コンテキスト不明)は一度も当たったことない)


https://www.instagram.com/kitamura_y910/


本当はやりたい仕事はあるんだ。ウルトラマンやゴジラの脚本を書くこと、特撮ヒーロー番組の監督や特技監督になること。でも多分なれっこないだろ。どうやったらなれるのかもわからないし。


ちくしょう、明日を越えたら俺の誕生日か。もう24年? 先生も(サラポン先生でさえも)、クラスメートも(中1、中2、中3とずっと)「頭がいい」って褒めてくれた(どれくらい頭がいいのかはわからない。みんな口を揃えて「頭がいい」って言うだけだから)あいつらが、どうしてここまで来て、今までずっとお前らがサラリーマンになる姿は想像できても、自分自身は同じ場所で足踏みしてるなんて想像もしなかったって気づくことができるんだ?


ガッツ星人が本当にいたら、とっくに殺されてるだろうな。だって俺はずっと同じ場所で足踏みしてるんだから。


もう24年だ。


https://www.instagram.com/kitamura_y910/


誕生日は同じなのに、あいつは俳優になれた。2013年からもう出演してる。


一方、俺はプラントvsゾンビをやって、サバイバルモードをアンロックし、屋上のステージまでクリアした。


何のためだ?


24年。今の俺にできるのは、プラントvsゾンビをサバイバルモードまでやり込むことだけだ。


いったい何と戦っているんだ?


1999年9月10日


一九九九 九月十日 一人 生まれ来る

思いは 大きくなりて 得ることなし

思うは 留まりて 得ることなし

時は 巡る 輪の如く

九月十日 幾重にも

新たなる 九月十日 次々と

続きて来る

その者こそ 闇なり

誰もが見て 知りて

皆に寄り添い 皆に従い 皆と共にあり

されど 顧みる者 誰もなし

闇は 見えぬもの 得られぬもの

されど 見えなくするもの

白き小さき兎 あの子は 今に 至らじと思いし

昔は 人 周りにありき

今は 周りの人 跡形なく消えぬ

命は 雨の如し

想い 考え 心 雨の如し

ある日 アーバン(*おそらく人名) 豚挽肉入りロティを 持って来てくれた

説明のつかぬ想い 心の中にあり

白き小さき兎 あの子は 生を憎む


俺の誕生日。

来年の九月十日は 死ぬ日かもしれない。

もう消えてしまいたい。何をやっても成功しない。書いてもダメ、何をやってもダメ。もう心底疲れた。何をやっても一つも成功しない人生、もうたくさんだ。中学校にいた時、真剣に告白してきた女の子が確か2回もいた。中1と中2の時だ、今でもよく覚えてる。なのに今まで一度も彼女がいない。出版社に原稿を送っても通らない。プワイ出版社みたいな新興出版社でさえ採用してくれない。腹が立つ。うんざりだ。イライラする。もう我慢の限界だ。もう努力するのも限界だ。これ以上努力しない。人生すべてが失敗だ。運命が心底悔しい。やりたいことは一度もできやしない。心底つまらない。


「俺は作家になりたくない。

俺は科学者になりたくない。

俺は夢を信じない。

俺は夢が憎い。

........」.....

「ならなくていい」

「俺は何も欲しくない。何もしたくない」

「違う。この世界は何をくれたっていうんだ?新しいゴジラ映画か?」

「違う。誕生日ケーキを思い出として取っておいたって腐るだろ?結局食べなきゃいけないんじゃないか?今までの誕生日、何のケーキを食べたか覚えてるか?23年も経って、今さら『イケてる』だって?中学校の時はみんな『シロアリみたいな顔』って言ってたくせに。今さら、あれこれオファーを待ったり、夢を追いかけたりしなきゃいけない理由がどこにある?」

「夢って生きてるのか?歩けるのか?代謝とかあるのか?ヘモグロビンもないだろ。歩いてたら、『ねえ、夢さん、僕あなたのこと好きです。結婚してくれませんか』。夢が『ごめん、あなたとは友達としてしか思えない』って?マジかよ?夢にだって誕生日はあるのか?俺は1999年9月10日生まれ。夢も1999年9月10日生まれなのか?この23年間、ずっと『シロアリみたいな顔』って言われてきた。今さら『イケてる』だの『頭がいい』だの。頭がいいってこのザマか?小1から大学卒業までの試験、一度も前もって勉強したことない。落ちたことない、留年したことない。卒業できただけでも奇跡だ。この23年間、褒めもしない、助けもしない、興味も示さない。なのになんで今さら俺に興味持つんだ?この世界、いったいどうしちゃってるんだ!!!!?????」

「なんでだ?子どもの頃は『大きくなったら何になりたい?』って聞いてくるくせに、大人になったら誰も夢を叶えられやしない。なんで全てが手遅れになった今、俺が全員の期待に応えなきゃいけないんだ?」

「誰も助け合ったりしないからだ。夢なんて叶うわけない。外部の人間から何も受け入れられやしない。どこに原稿送っても出版社は採用してくれない。どうやって生きていけっていうんだ?ウルトラマンの主役になりたい?彼らは採用してくれないよ。もう23年だ。23年も無駄にした。9月10日、あと2ヶ月で24年目だ。初めて書いた漫画、小5の時に書いたんだ。それもまだ完結してない。もういい。やめた。だからだ。人生に入ってくる全てのチャンスを拒絶する。向こうから来る全ての仕事を断る。全ての援助を拒絶する。スカウトマンが来て俳優にしようとしても断る。何かするなら自分でやる。誰かにどこかに連れて行ってもらったり、何かを助けてもらったりするのはごめんだ。人生に入ってくる全てのものを、これからもずっと拒絶する。

「援助はいらない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ