005話 休日中の軽井沢での新婚生活のスタート
この作品を選んで、お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字があると思いますが、出来れば誤字報告して頂ければ幸いです。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れを含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
榊家の軽井沢の別荘に到着したのは深夜の0時を過ぎた頃で、途中で渋滞に嵌り遅くなってしまったが、渋滞で停車止した時には敬が左手で美玲の右手を優しく握り、会えなかった1年半分の愛を囁きを美玲に聞かせ続けていた。
「もう、止めて恥ずかしいから、敬の本気が分かったから」
美玲は敬から熱い愛の告白を聞かされて酔いがすっかり冷めてしまった。
「そうか、俺はまだ言い足りないがな」
「もう、玲から聞いてたのと違う、もう口達者じゃない」
「アハハ、美玲は本当に照れ屋で可愛いな、玲の言う通りだよ」
「もう、揶揄わないでよ、今までこんなに男性に愛の囁きなんて聞かされた事なんて無いだから、でもあのパーティーって本当に私を娶る為だったのね」
「あぁ、そうだ。玲に君を紹介されてね、それで叔父の圭司の目を欺くためにお見合いパーティーを開いただけだ」
美玲は軽井沢の別荘に向っている間に敬からニューヨークの支社で仕事をしている頃に何度もメールを送ろうとしたが何を伝えれば良いのか分からず、文章を打ち込んでは消してを繰り返し、玲からその度にお叱りのメールが送られた事も話した。
玲から定期的に美玲の情報と写真をメールで送られて来たので、美玲の写真を見て励みに仕事をしていた事も美玲に話し、スマフォの中にある美玲の写真フォルダーを開けて100枚近くある写真を見せる。
「うっ、こんな恥ずかしい写真も送ってたの、玲に会った時に文句を言わなきゃ」
「それだけは止めてくれ、俺が頼んだ事だからな玲に罪はない」
「うふふ、もう、分かったわよ、敬がどれだけ私の事が好きだったかって分かったわ」
「あぁ、そうか、それなら良かった。これからは写真でなく本物の美玲に癒されて貰うよ」
美玲は本気で敬に愛されていたのか理解させられたので、私も本気で敬の妻として支えて行くと誓った。
2階建の別荘に到着すると、美玲が先に別荘の中に入りダイニングキッチンに行き冷蔵庫の中を見ると管理人さんが用意してくれた食材が入っており、棚には新品の調味料やコーヒー豆や紅茶等の茶葉が綺麗に並べて置かれていた。
美玲は敬が高級セダンのトランクルームから下ろして持って来てくれたキャリーケースを寝室に持って行き、キャリーバッグからバジャマと下着を持って先にバスルームへ行き浴槽にお湯を入れながらシャワーを浴びた。
今晩が敬と向かえる事実上の初夜となり、同じベッドで寝て抱かれる事を考えると少し怖い気もするけど、敬から嫌という程に愛を囁かれると敬に抱かれるのも良いのかなと思い始めると身体を念入りに洗った。
敬と入籍してから約1年半が経つけど、婚姻届を提出した翌日には渡米してしまい、それからは独身と変わらない生活を送り3年間も続く愛のない別居の夫婦生活を送る覚悟もした。
玲からはことある事に敬は本気だからと言われてたけど、だけど本人の口から聞かされないと信じられなかったけど、移動中の車内で会えなかった分の想いを伝えられて漸く信じられると思った。
だから今晩の初夜を何とか最後まで頑張ろうと思える様になったけど、初体験は痛いと聞くけど、痛みに堪えられるか少し不安に思った。
身体を念入りに洗ってバジャマを着て脱衣室から出ると敬は白いシャツにスエットパンツの格好でベッドの縁に座っていた。
「お待ちどうさま、敬もお風呂に入ってね」
「あぁ、入って来るから寝ずに待っていてくれよ」
敬はベッドの縁から立ち上がると美玲の傍に来て、軽く抱きしめて美玲の額にキスしてから脱衣室に向った。
美玲は敬に額に軽く口づけをされると顔が真っ赤になり、脱衣室に入る敬を見送ってからキングサイズの広いベッドの上に上がり、横になって大き目な枕を1つだけ抱きしめてゴロゴロと転がったり足をバタバタしたりして暫らくの間に興奮して藻搔いた。
40分程経ち脱衣室に敬の気配を感じた美玲は広いベッドの真中に膝を抱えながら深呼吸を何度かして気持ちを落ち着かせる様に務めた。
脱衣室から出て来た敬はバスロブを着て来てベッドの上に上がり、美玲の隣に横になりベッドヘッドに背を預けて美玲を見つめる。
「どうした。俺に抱かれるのが怖いのか」
「ううん、怖くはないけど初めてだから緊張してるだけ」
「そうか、俺も緊張してるよ、美玲良いかいキスから始めよか」
敬は緊張している美玲を優しく抱きしめてベッドにそ~と壊れ物を扱う様に押し倒して唇を重ね合う。
美玲は敬と初めてのキスを交わすと身体の力を抜く様にして敬に全てを委ねて、何度も口づけを交わしパジャマのボタンを外されて行く。
長い時間を掛けて裸にされてからは敬の暖かい手で上半身を優しく撫でられられと痺れる感じが脳内に伝わり、敬と一つになった時は痛みも感じたけど耐えられる痛みだった。
目から涙が溢れ出ると優しく涙を拭いてくれて痛みが和らいで行くと、それからは脳内が痺れる快感に支配されてしまい、何度も絶頂させられる感じで深夜遅くまで身体を重ね愛し合い、何時の間にか敬の胸に抱かれて深い眠りに就いていた。
明るくなった寝室で美玲が起きた頃には隣に寝ていたはずの敬が居らず、ベッドから起きて掛布団を捲りシーツを見ると初めての証の血が付着しているのを見て顔が火照る。
何とかベッドの脇に置かれたバジャマと下着を持って脱衣室に向ったけど、下腹部にまだ敬の温もりを感じてしまい歩きずらかった。
よろめきながら歩いて脱衣室に入ると棚にパジャマを置いて、浴室に入りシャワーを浴びて股間に付着していた血を洗い流していく。
シャワーを浴びて終えてパジャマを着てから脱衣室から出ると寝室に敬が白いシャツにスウェットパンツの格好で入って来て笑顔で挨拶をして来た。
「お早う、大丈夫なのか」
「お早う、ううん大丈夫じゃないかも、少し違和感が合って歩きずらいわよ」
「それは悪かった。つい夢中になってしまった。肩を貸すからダイニングへ行こう、もう10時たけどゆっくり朝食でも食べて、少し休んで午後からドライブにでも行こうか」
敬は美玲の傍に寄って支えながらダイニングへ連れて行く。
ダイニングのテーブルにはご飯と焼いた鮭とゴボウの煮つけとだし巻き卵と豆腐とワカメの味噌汁と並べられていた。
「えっ、これって敬が作ったの」
「あぁ、愛妻の為にね真心を込めて作ったんだ。さぁ、座って食べようか」
「うん、有り難う。敬って料理が出来るのね」
「あぁ、学生時代は一人暮らしをしていたからな、自炊もちゃんとしていたからな」
「ふ~ん、財閥の御曹司が自炊してたって何だか信じられないわよ、家の方針だったの」
「う~ん、家の方針という訳では無いな、母さんの教育方針だな、だからニューヨークに住んでいた頃は自炊が出来たから助かったよ、向こうの料理は無駄にカロリーが高くて不味かった」
「うふふ、ニューヨークでの一人暮らしも大変だったのね」
「あぁ、決して楽ではなかったな、それに健康管理が1番大変だったかな」
美玲は敬が作ってくれた朝食を美味しく頂いて、敬との朝のひと時の団欒を過ごしてみて、氷の貴公子と言われてたけど思ったよりも優しくて思いやりがあるのだなと感心をした。
午後からは敬が運転するシルバーの高級セダンに乗って近くの街までドライブに出掛けて、軽く昼食を食べてから近くの景観の良い観光名所を巡った。
軽井沢に敬と2人切りで過ごしたけど、日中はとても優しくて紳士的でしたけど夜になると獣でしたけど、それでも二日目の晩からは身体が慣れたのでしょうか、翌朝には下腹部の違和感が残らなくなってました。
軽井沢には5月3日の午前中に近くの街でお婆ちゃんと玲にお土産を買ってからお婆ちゃんが待つ家に帰り夜遅く着いたので、敬も一泊してから翌朝にはお婆ちゃんと一緒に麻布台の高級住宅街の新居に引越しを済ませた。
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