↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は自由な冒険者に憧れる  作者: ユミエリ
第1章 夢と希望を見せる空を見たー幼少期篇ー
PR
49/50

閑話 不思議な女の子ークスト視点②

お久しぶりです、またまた遅くなりましてすみません、最近忙しく投稿できなくて。しばし不定期になります。どうかお見棄てなさならないでくださいね。

トリップから戻るなり、意味不明なことを言うサンファリスに対して呆気にとられていれば


プククとストリンガーの奴が笑いながらサンファリスの印象を語り、僕を見ては反応を探っているようでイラッとし、ぜってえ┄面白がっていると感じ文句を言い返した。


すると余計に笑ってくる姿に┄こいつ‼ と怒りが沸いていれば、僕の様子を見ていたサンファリスが少し羨ましげながらも、寂しげな表情が視界に入り、ストリンガーとのやり取りを止めた。


どうしたんだ? そう思ったとき、何故かサンファリスがもう一度自己紹介をしてくる姿に気づく


そういえば僕自身が自己紹介をしていなかったことに


するとストリンガーは僕の方を見て笑み、口パクで


『ほら、自己紹介タイミングをわざわざ、彼女からしてくれてるんやから応えてやれって。』


と言われ、僕は少し照れ臭さが込み上げるものの、相手が名乗り自分が名乗らないのは礼儀に反すると頭を掻いてから、サンファリスへ視線を向けた。


「┄お前だけに自己紹介させといて┄悪いから僕も名を言わせてもらう。」

「僕はクスト・ミストで5才だ┄宜しく。」


自己紹介を終えれば┄マジマジと僕をサンファリスは、真っ直ぐに見られ、なんだか妙に恥ずかしくなり視線を逸らす


するとストリンガーが僕の態度に対してフォローをしながら、サンファリスの肩をポンポンと触れていた。


本当に気安いよなストリンガーは、誰に対しても人懐っこくてよ、少し羨ましく┄思わねえでもないけどさ。


◆◇◆◇


そのあとはサンファリスから心の声が口から漏れていることをストリンガーが、からかいつつ反応を楽しみ


サンファリスは自身の羞恥心にかられ自爆し、一応は僕なりにフォローも入れ、ミルフィーネに注意される出来事もありながら時間は過ぎていく。


授業は意外にもミルフィーネの教え方が上手くもあり、サンファリスは初授業も相成ってか瞳がキラキラと輝かせ楽しめているようだった。


僕に至っては別に大体の事柄は頭に入っているせいで、総復習している気分になるため、ちょっと退屈でいると、属性魔法の内容になり何を思ったのか、僕を名指しで話題に入れられてしまう


「┄クストくんなら、黒だから闇でしょ。」


まるで髪の色が属性に関わるの知ってるような指摘に、僕はミルフィーネを見れば┄ごく普通の態度でいる姿に悪意がないのは感じたが、気分が良いものではなかった。


闇属性は僕にとっては不愉快なものであり、髪の黒など人にとっては畏怖の対象として見られることが多くて、あまり好きじゃないからだ。


だから僕はミルフィーネに軽く返答を返す。

するとミルフィーネは僕の反応など気にせずに属性の話しを続け、自分に酔い一人の世界にトリップをしていく姿に腹立たしい気分になる。


なんでわざわざ┄僕を引き合いに出したのか、説明ぐらいしろ! と怒鳴りたい気持ちを我慢していれば


「クストのことどう思う?」


などというストリンガーの声で思考など停止し、バッと視線を向けてしまう。


ストリンガーの楽しげな表情を浮かべている反面、サンファリスは首を傾げながらも質問内容に対して考えてから、どういう意味かと意図を探った内容を投げ掛けていた。


それを聞いたストリンガーはミルフィーネの質問が僕の髪色のことを言っているんだと知って、サンファリスには、どう写っているのか印象を探りたくなったような、噛み砕いた物言いで説明しているようだった。


サンファリスは質問内容にしばし思案顔で腕組みをして、数秒後にポツリと呟く


「けど┄黒って結構┄綺麗だと思うんだけどなぁ~、滑らかなストレートで艶もあるし、太陽に当たるときな髪とイケメンさんは、とても萌え要素があるし、こうギューってしたくなるよね」


と握り拳を作り力説していた。


しかし不意にハッと我に返った態度のあと僕とストリンガーを気まずげに視線をむけてくる。


どうも心の声が漏れたときの表情で少し笑えたものの┄


僕は┄それよりも少しばかりサンファリスが普通なら稀有するだろう髪の黒に対して称賛されたことに、視線を逸らし、恥ずかしさが込み上げてくる嬉しさに、自然と口もとが緩んでいた。


ブックマーク、評価などありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。