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ゆるっと香港 気ままに一人旅  作者: ユズ(『ラジ裏』修正版・順次更新中)


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朝飲茶

今回は朝飲茶。

エレベーターの扉が開いた瞬間、ざわざわとした熱気に包まれた。


朝から「活気のある香港」を実感する。


入り口に近い席はほとんど埋まっていて、空いた席を目指してどんどん店内を進んでいく。



この店、何フロアもあって、毎回どの階で降りるかちょっと迷う。


今日も下で店のおじちゃんに確認した。



フロアを進みながら、指で一人ってやると、空いてる席を指さされる。


もう、案内を待たなくてもいい。


こっちと言われたテーブルでは、おっちゃんが新聞を広げてご飯を食べている。


「お茶は?」


前は日本人って分かったら、何も聞かずにジャスミン茶が出てきたのに。


今はちゃんと聞いてくれる。


「烏龍茶で」


店員は軽くうなずいて去っていった。


こういうところでも、少しは香港に慣れてきたのかもな。


そんなことを考えていたら、ティーポットと空のボウル、それにスタンプカードが置かれた。


とりあえず、お茶で食器を洗う。

器や湯呑みを洗い、最後に箸を洗って完了。


この作業も、いつの間にか自然に出来るようになった。



烏龍茶を飲んでまったりとしていたら、ワゴンが通りかかった。


おばちゃんが蒸籠の蓋を開けて見せてくれるが……。


ワクワクとした気持ちが萎んでいく。


鶏の足とか、ハチノスとか……。


美味しいんだろうけど、見た目的に遠慮したいんだよ。


鶏の足は……もしかしたらいけるかもしれないけど。


ハチノスは、さすがに無理だ。

でも、隣を見るとおっちゃんが美味しそうに食べてる。




う〜ん、俺の欲しいものは、カウンターに行った方が早いかもな。




ガラス越しに蒸籠が所狭しと並んでいて、立ち上る湯気が蒸し立てをアピールしてくる。


指差すと、おばちゃんが順番に蓋を取ってくれる。


「ハーガオ!|(蝦餃子)」思わず口から出た言葉に、おばちゃんが蒸籠を一つ取って渡してくれた。


スタンプカードを渡すと、ぽんっとスタンプを押して返してくれる。


あ、あれも食べたいな。『大根餅』


あのモチモチっとした食感に、干し海老の旨み。

焼いてあるからカリッとした食感もあって。


想像しただけで口元が緩む。


確か、カウンターの端で焼いてたはず。



大根餅ってなんていうんだっけ?


とりあえず、白っぽいやつが大根餅なはず。


指差して「ヤッゴー|(一個)」って言ったはいいけど、これ、いつも失敗するんだよな。


今日は……。



皿に盛られた物を見て、今回も敗北を悟った。


大根餅だけでいいのに、タロ芋?あとは蓮の実なのか?


なぜか、毎回このセットで渡される。でも、大根餅だけを持ってる人を見るんだよな。

いつか俺も……。


ガックリ肩を落とした。



さて、食べるか。


箸を持った時、揚げ物のワゴンが通りかかった。


揚げ物か〜。


あっ。あれ、なんだっけ。


モチモチの生地で揚げてあって、甘い挽肉みたいなのが入ってるやつ。


……ハムスイゴク。


そう、ハムスイゴク。


おばちゃんに「ハムスイゴク|(鹹水角)」って言うと、すぐに出してくれた。


「いただきます」


手を合わせ、小声でつぶやく。




はぁ〜。お腹いっぱい。


現地の人に混ざって、朝から好きなものを食べる。


贅沢な朝だ。


食後の烏龍茶を飲みながらそんなことを考えていたら、カウンターの前に列が出来ている。


列から抜けていく人の手元には……。


完全に忘れてた。


『椰皇プリン(ココナッツプリン)』


丸ごとのココナッツを使った、ミルクプリン。

甘さが絶妙で、上に燕の巣がのってる贅沢なやつ。


最初、あったかいプリン?ってなったけど、今ではハマっちゃってる。


スタンプカードを手に、急いで列に向かった。

続きも気ままに書いていきますので、ブクマやリアクションなどいただけると、やる気が出て更新が早まる…かもしれません♪

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