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シーズン1 最終話 終焉

 薬を飲んだ翌日、目を覚ますと川島は二人を呼んだ。




「真衣、真也」




 もちろん返事はなかった。解毒剤は成功したのだ。


 部屋に散らばる木村のアクセサリーや雑誌。


 深沢の着ていた洋服、バイトのシフト表。


 まだ二人の面影が残る部屋で川島は大きな涙を流していた。







 西岡は目を覚ますと、河井の声が聞こえないことを確認して叫ぶ。




「戻った!」




 そして、クローゼットに掛かっている制服と学生カバンを見ながら一言呟く。




「あの二人、なかなか良い子たちだったよね」




 西岡も結局、あの二人がいない寂しさを感じていた。








 その後

 数ヶ月後、西岡は新山の研究所で仕事をこなしていた。藤城も含めて三人で連携した研究でDNA研究では確固たる地位を確立していた。


 一方、川島はいつものように大学へと向かっていた。


 この日は友人の拓馬と共に民法と刑法を受ける。薬を飲む前と変わらない生活に戻っていた。


 授業を受けてレンタルビデオ屋へバイトに向かう途中、一つの店に立ち寄った。





 店の名前は『秘妙堂』。





「いらっしゃい」





 ―シーズン1 完―

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